厚さ

トマスクックで網羅されているかどうか、厚さで比較すればわかります。

いまは日本に住んでいるし、ヨーロッパに行っても時刻表が売りだされる時期にはなかなか行けないので買っていませんが、昔ドイツやオランダ、ベルギーの時刻表を買って持っていました(と言うか記念に取ってあるので、今でもあります)。

厚さを比較するとドイツの時刻表はトマスクックの優に4、5倍はあります。オランダ、ベルギーの時刻表はトマスクックとどっこいどっこい。

広告や利用規定などの記事は省略されているとしても上記の3国に加えて「大国」フランス、スペイン、イタリアを筆頭に各国のダイヤが網羅しようとしたら、ドイツ一国の時刻表の1/4、1/5に収めるなんて物理的に無理です。

それとドイツに限らず列車はよく遅れます。10分、20分は日常茶飯事、1時間だって季節によってはマレではありません。わたしは2年前グループで旅行していて遅れのために最終接続に間に合わず、宿の厚意で20km以上の距離を車で迎えに来てもらったことがあります。

今年に入ってからの2回の旅行もスロヴェニア、ドイツ、オーストリアで利用した7本の列車のうち3本が遅れて走っていました。

ローカル列車はIC、ICE、ECなどの優等列車を待つことはありますし、優等列車同士接続を保証するために待つことはありますが、優等列車がローカル列車を待つことはありません。本数の少ない路線を利用する時は注意が必要、ギリギリの日程を組むとヘタをすると路頭に迷うこともあります。余裕のある旅程を組みましょう。