忠州から水安堡へ。清州古印刷博物館・水安堡オンチョン・オドウサン統一展望台旅行記4


清州市外バスターミナル。
比較的大きい。
窓口で水安堡オンチョンまでの直通バスの時間聞いてみると、1時間以上の待ち時間があった。
それで、まず忠州まで行くことにした。
しかしこれは失敗だったかもしれない。
水安堡行き直行バスの方が、正解かもしれない。
忠州までは、6400ウォン。
最近、韓国のバス料金がじわじわ値上がりしているのを感じる。
ガイドブックの料金はデータ的にはどうしても低い料金のままだ。
しかし、相変わらず日本と比較すると安い。
忠州までのバスは、ほぼ満員で、高速道路には入らず、田園地帯を走り抜けた。
途中で日も暮れて忠州市内へ入った時には日も暮れかけてきていた。
忠州市外バスターミナルは新しく、すぐ横にはかなり大きなロッテマートの店舗が出来ている。
表通りに出てと売りをわたり、バス停で
水安堡と聞いてみたのだが、様子がよくわからない。
つまづきの始まり。
わかったのは、どうも反対側のバス停のようだ。
つまり、水安堡行き市内バスは、忠州市外バスターミナルを出て、すぐ左に曲がったところにあるバス停である。
市内バスはかなりの頻度でくるのだが、水安堡行き240番バスは、間隔が長かった。
30分近く待って水安堡行きバスが来た。
午後7時半は過ぎていただろうか。
忠州着が7時前。かなり時間をロスした。
当たりは真っ暗になっていた。

「水安堡オンチョン?」とバスの運転手に念を押したのだが・・・・。
バス代は900ウオン?だったか、正確には覚えていない。
市内バスは、まずローカルな忠州の市内を抜け、郊外へ。
ひたすら走った。
距離はある。
やがて、水安堡の道路標識が見えてくる。
バスは水安堡オンチョンの町へ。
乗客が降りていく。
バスは、終点についたらしい。
あたりはまっくら。
店が1軒あるだけ。
ここが、水安堡行き市内バスの終点バスプールなのだ。
バスの運転手に、訪ねてみたが要領がわからない。
少々、険悪な雲行きに。
とりあえずバスを降りてたばこを出す。
運転手も降りてきて、彼にもたばこをくれという。
そこで二人でたばこを吸う。
彼は機嫌を直したようだ。
さてどうするか。

表面的には、機嫌良く、運転手と別れる。
そのまま明かりのある方へ後戻りをする。
バスは、地元の子供を乗せて歩いてるみなみやまを追い越して忠州の町へ向けて帰っていった。
(注)今回、水安堡の地図は、持っていなかったし、頭にも入っていなかった。ガイドブックはロンプラ利用。残念!!













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  • みなみやま水安堡温泉旅行記

    水安堡温泉の様子は翌朝明るくなって歩いてみて、やっと飲み込めた。

    ところで、バスを降りて、そのあとはどうなったか??である。
    明かりにひかれる夏の蛾のように、明るいところを目指して歩いてみた。
    しかし、さっぱり町の様子がわからなかった。
    しかし、歩いていくうちに町の中を流れる川を渡ってみた。
    明らかに観光客もそぞろ歩きをしている。
    食堂の明かりがまぶしい。
    やたら、キジの絵が描いてある店が多い。
    しかし、・・・・旅館が少ないようだ。
    目の前に、漢字が飛び込んできた。
    「大林温泉湯」。
    ホテルの英語が目に入ったが、思い切ってフロントへ行ってみる。
    「パンイッソヨ?」
    「ネー」
    「オルマエヨ?」
    「サーマノン。」
    「サーマノン?・・・・・しばらく沈黙・・・。」
    沈黙はみなみやま自身である。
    時間はすでに午後9時前。
    ここで決めないと、泊まる場所がなくなるかも。
    「カミサムニダ」・・・・。
    ホテルをあとにする。
    やはり、4万ウォンを払う勇気がなかった。(笑)
    さらに、奥へ行く。
    少々くたびれたホテルがあった。
    フロントへ行く。

    「パンイッソヨ?」
    「ネー」
    「オルマエヨ?」
    「サムマノン。」
    「即決」である。

    ここがオクチョンジャン。キーには「玉泉荘」の漢字があった。
    珍しい。
    さすがに、古い起源を持つ温泉場だけに韓国らしからぬところがおもしろかった。
    部屋はオンドル部屋。
    何の変哲もない。
    さすがに山の中だけに、肌寒くなっていた。
    この日、オンドルに火が入った。

    さて食事だ。
    しかし、韓国の温泉場で一人で食事は難しい。
    ふらふらと表通りを歩いてみたが入る勇気がない。
    弱気である。
    ふと、裏通りに入ってみるが、アジュマから声がかかった。
    さては・・・・と思ったが、カラオケはどうかという呼び込みだったのだ。
    水安堡オンチョンは至って健全な温泉場。
    土曜日の夜にしては客の入りが少ないのが少々心配だが。
    危険な誘いは露ほどもなかった。
    アジュマにシクサというと、近くの店に引っ張られた。(笑)
    一人だと強調したのだが。
    入った店も数組の客が入ってキジ鍋をつついている。
    小さい店。
    とにかく、店へ押し込まれた。
    こんな時は、観念することにしている。(笑)
    ケンチャナヨ!!精神である。

    店のアジョシが注文を取りに来るが、壁の5000ウオンのメニューを見ながら
    ウーンとうなる。
    アジョシが「テンジャンチゲ?」はどうかという。
    決まりである。
    テンジャンチゲならはずれはない。
    妙な注文の決まり方である。
    ここは、ソジュを頼む。

    数種類のバンチャンとテンジャンチゲが沸騰しながら出てくる。
    ソジュをちびりちびり。


    そのうちに、隣の男性客が話しかけてきた。
    会話はカタコト英語とカタコトハングル。
    それでもなぜかもりあがった。
    彼は、南原・ナモンと済州島にコンドミニアムを経営しているという。
    そんな話で、盛り上がって、ぜひ遊びに来いというはなしになったが、もらった名刺を店に忘れてきてしまった。(笑)
    そのうちに、店のサービスで松茸のスライスまで出てきてみなみやまのもお裾分けが来たのはラッキーだった。
    彼らと乾杯を重ねたのだが、払いはテンジャンチゲとソジュの分の払いだけだった。健全で親切な店だった。

    結構酔いが回ったので、店をあとに宿に帰る。
    帰りにコンビニでビールとつまみを買って宿で一杯やったのでそのまま風呂に入ったあと寝てしまった。
    温泉は入らずじまい。zzzzzzz!。













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    みなみやま水安堡温泉旅行記2

    翌朝、相変わらず朝は早い。
    朝6時から大林荘温泉湯は開いてるらしい。
    玉泉荘を出ると、ひんやり肌寒い。
    霧も出ている。

    さっそく大林荘へ。
    入り口を入って、売店のオモニにオンチョン?というと、オーチョノンだという。
    そのまま、温泉湯へ。
    脱衣場は、日本の銭湯と変わらない。
    中にはいると、中央に大きい湯船。
    回りに、打たせ湯とか、サウナとかがある。
    結構ひなびた感じがした。
    お湯は温まる。
    さすが、温泉というだけはある。
    サウナにも入りゆっくり汗を流す。
    浴場を出て、売店の横を見ると、まるで大正か昭和初期の風情の温泉の写真。
    この温泉湯は歴史が感じられる。

    このあと、水安堡を散歩することにした。
    観光案内所や市外バスターミナル。
    市外バスターミナルの中に入ると時刻表がある。
    窓口のアガシも鏡を見ながらリラックスムード。

    時刻表を見てびっくり。
    トンソウル行きは6時40分が始発。

    昨日の食堂での話は、始発は8時過ぎと。
    すでに始発は出ている。

    よし!!
    次のバスに乗ってやろう。
    あわてて宿へ帰る。


    水安堡温泉とはお別れである。

    トンソウルまで9900ウォン。
    いざソウルへ。