清州古印刷博物館・水安堡オンチョン・オドウサン統一展望台旅行記3

清州行き市外バスはほぼ満席。
途中で、何カ所か大田市内のバス停に止まり、そのあと高速道路へはいる。
隣の席に若い男性が乗っている。
話してみると26歳の男性で、終末で清州に帰るのだという。
それで、これから古印刷博物館に行くという話をした。
高速を降りた市内バスは、清州市内の最初のバス停に止まる。
結構客が降りる。
そのまま市外バスターミナルまで行こうと思っていたが、
2番目のバス停で彼がここで降りるという。
言われるまま、バスを降りる。
この時点では、何が起こったのかは把握していなかった。
あとでわかったのだが、古印刷博物館に一番近いバス停で降りてくれたのだ。
親切である。
あとでわかったのだが、清州市内はかなり広く、目的地によってはその移動距離はかなりあるということだ。
地図だけでは、わからない部分だ。
バス停で、彼が古印刷博物館への市内バスを聞いてくれた。
ところが、バス停にいた別の男性が自分の車で送ってくれるという。
瓢箪から駒と言うところか。
彼は近くの大学の教員で、日本の大学へも行くことがあるということだった。
そのまま、バス停前に止めていた自家用車の助手席に乗せてもらう。
最初半信半疑だったが。(笑)
そのバス停からも、古印刷博物館までは結構距離があった。
降り際に、彼が市外バスターミナルまでタクシーで行けるかと聞いてくれた。
大丈夫と答える。
「ノープロブレム?」という彼の使った英語が印象に残った。
古印刷博物館は、世界最古の金属活字印刷の発祥の地ということで、建てられている。古い寺のあとでここから、金属活字が発掘されたという。
金属活字は、ハングルではなく漢字である。
展示もしっかりしていたが、説明はハングルなので詳しい内容は不明。
博物館を出て、表通りでタクシーを拾う。
市外バスターミナルまで5000ウォンかかった。
メーターばかりを見ていたみなみやまである。
ただ、楽しい運転手で、缶コーヒーをサービスで分けてくれた。
タクシーに乗って缶コーヒーをもらう。
まさに、韓国田舎めぐりのおもしろさかもしれない。
少々距離があったが、清州市外ボストミナルへつく。
道路の反対側に清州高速ボストミナルもあった。
いざ、水安堡温泉へ。



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  • 忠州から水安堡へ。清州古印刷博物館・水安堡オンチョン・オドウサン統一展望台旅行記4


    清州市外バスターミナル。
    比較的大きい。
    窓口で水安堡オンチョンまでの直通バスの時間聞いてみると、1時間以上の待ち時間があった。
    それで、まず忠州まで行くことにした。
    しかしこれは失敗だったかもしれない。
    水安堡行き直行バスの方が、正解かもしれない。
    忠州までは、6400ウォン。
    最近、韓国のバス料金がじわじわ値上がりしているのを感じる。
    ガイドブックの料金はデータ的にはどうしても低い料金のままだ。
    しかし、相変わらず日本と比較すると安い。
    忠州までのバスは、ほぼ満員で、高速道路には入らず、田園地帯を走り抜けた。
    途中で日も暮れて忠州市内へ入った時には日も暮れかけてきていた。
    忠州市外バスターミナルは新しく、すぐ横にはかなり大きなロッテマートの店舗が出来ている。
    表通りに出てと売りをわたり、バス停で
    水安堡と聞いてみたのだが、様子がよくわからない。
    つまづきの始まり。
    わかったのは、どうも反対側のバス停のようだ。
    つまり、水安堡行き市内バスは、忠州市外バスターミナルを出て、すぐ左に曲がったところにあるバス停である。
    市内バスはかなりの頻度でくるのだが、水安堡行き240番バスは、間隔が長かった。
    30分近く待って水安堡行きバスが来た。
    午後7時半は過ぎていただろうか。
    忠州着が7時前。かなり時間をロスした。
    当たりは真っ暗になっていた。

    「水安堡オンチョン?」とバスの運転手に念を押したのだが・・・・。
    バス代は900ウオン?だったか、正確には覚えていない。
    市内バスは、まずローカルな忠州の市内を抜け、郊外へ。
    ひたすら走った。
    距離はある。
    やがて、水安堡の道路標識が見えてくる。
    バスは水安堡オンチョンの町へ。
    乗客が降りていく。
    バスは、終点についたらしい。
    あたりはまっくら。
    店が1軒あるだけ。
    ここが、水安堡行き市内バスの終点バスプールなのだ。
    バスの運転手に、訪ねてみたが要領がわからない。
    少々、険悪な雲行きに。
    とりあえずバスを降りてたばこを出す。
    運転手も降りてきて、彼にもたばこをくれという。
    そこで二人でたばこを吸う。
    彼は機嫌を直したようだ。
    さてどうするか。

    表面的には、機嫌良く、運転手と別れる。
    そのまま明かりのある方へ後戻りをする。
    バスは、地元の子供を乗せて歩いてるみなみやまを追い越して忠州の町へ向けて帰っていった。
    (注)今回、水安堡の地図は、持っていなかったし、頭にも入っていなかった。ガイドブックはロンプラ利用。残念!!













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    みなみやま水安堡温泉旅行記

    水安堡温泉の様子は翌朝明るくなって歩いてみて、やっと飲み込めた。

    ところで、バスを降りて、そのあとはどうなったか??である。
    明かりにひかれる夏の蛾のように、明るいところを目指して歩いてみた。
    しかし、さっぱり町の様子がわからなかった。
    しかし、歩いていくうちに町の中を流れる川を渡ってみた。
    明らかに観光客もそぞろ歩きをしている。
    食堂の明かりがまぶしい。
    やたら、キジの絵が描いてある店が多い。
    しかし、・・・・旅館が少ないようだ。
    目の前に、漢字が飛び込んできた。
    「大林温泉湯」。
    ホテルの英語が目に入ったが、思い切ってフロントへ行ってみる。
    「パンイッソヨ?」
    「ネー」
    「オルマエヨ?」
    「サーマノン。」
    「サーマノン?・・・・・しばらく沈黙・・・。」
    沈黙はみなみやま自身である。
    時間はすでに午後9時前。
    ここで決めないと、泊まる場所がなくなるかも。
    「カミサムニダ」・・・・。
    ホテルをあとにする。
    やはり、4万ウォンを払う勇気がなかった。(笑)
    さらに、奥へ行く。
    少々くたびれたホテルがあった。
    フロントへ行く。

    「パンイッソヨ?」
    「ネー」
    「オルマエヨ?」
    「サムマノン。」
    「即決」である。

    ここがオクチョンジャン。キーには「玉泉荘」の漢字があった。
    珍しい。
    さすがに、古い起源を持つ温泉場だけに韓国らしからぬところがおもしろかった。
    部屋はオンドル部屋。
    何の変哲もない。
    さすがに山の中だけに、肌寒くなっていた。
    この日、オンドルに火が入った。

    さて食事だ。
    しかし、韓国の温泉場で一人で食事は難しい。
    ふらふらと表通りを歩いてみたが入る勇気がない。
    弱気である。
    ふと、裏通りに入ってみるが、アジュマから声がかかった。
    さては・・・・と思ったが、カラオケはどうかという呼び込みだったのだ。
    水安堡オンチョンは至って健全な温泉場。
    土曜日の夜にしては客の入りが少ないのが少々心配だが。
    危険な誘いは露ほどもなかった。
    アジュマにシクサというと、近くの店に引っ張られた。(笑)
    一人だと強調したのだが。
    入った店も数組の客が入ってキジ鍋をつついている。
    小さい店。
    とにかく、店へ押し込まれた。
    こんな時は、観念することにしている。(笑)
    ケンチャナヨ!!精神である。

    店のアジョシが注文を取りに来るが、壁の5000ウオンのメニューを見ながら
    ウーンとうなる。
    アジョシが「テンジャンチゲ?」はどうかという。
    決まりである。
    テンジャンチゲならはずれはない。
    妙な注文の決まり方である。
    ここは、ソジュを頼む。

    数種類のバンチャンとテンジャンチゲが沸騰しながら出てくる。
    ソジュをちびりちびり。


    そのうちに、隣の男性客が話しかけてきた。
    会話はカタコト英語とカタコトハングル。
    それでもなぜかもりあがった。
    彼は、南原・ナモンと済州島にコンドミニアムを経営しているという。
    そんな話で、盛り上がって、ぜひ遊びに来いというはなしになったが、もらった名刺を店に忘れてきてしまった。(笑)
    そのうちに、店のサービスで松茸のスライスまで出てきてみなみやまのもお裾分けが来たのはラッキーだった。
    彼らと乾杯を重ねたのだが、払いはテンジャンチゲとソジュの分の払いだけだった。健全で親切な店だった。

    結構酔いが回ったので、店をあとに宿に帰る。
    帰りにコンビニでビールとつまみを買って宿で一杯やったのでそのまま風呂に入ったあと寝てしまった。
    温泉は入らずじまい。zzzzzzz!。