Re: 多分関税というよりも輸入業者の手数料と思いますが確かに2倍近いですね

ご親切にありがとうございます。おかげさまで、国内の業者から買おうと決心がつきました。

2年ほど前に、アメリカのAmazonで買った際も、結局1万円くらいしか価格差がなかったので、その後の保証などを考えると割に合わないなあと感じたのです。なので、アメリカ国内で買いたいなと考えておりました。アメリカを経由する際に、飛行機の遅延トラブルなどがあれば、空港外に買いに出かけようと思います。なければあきらめて、帰国後に買うという方向で進めようと思います。本当にありがとうございました。

別の話ですが、あれから自宅に戻り本のタイトルを確認しました。とりあえず、1冊は下記の本でした。

山本紀夫著
『雲の上で暮らす アンデス・ヒマラヤ高地民族の世界』ナカニシヤ出版でした。2600円と消費税です。

読み直してみると、アンデス高地、天山山脈からチベット高原を経てネパール・ヒマラヤに至る地域に加えてエチオピア高地が挙げられており、人間にとっての世界の三大高地とされているようです。

これら3地域はどれも熱帯高地に位置しており、高地であっても比較的暖かいという特徴があります。チベットだけ例外的に緯度が高い地域を多く含んではいるものの、人口が密集していた地域はやはり低緯度だそうです。また広大な高原が広がっているなど地形的な要因も指摘されておりました。ただ、アンデスのティティカカ湖周辺の広大な高原(海抜約4000m、面積は本州くらい)をのぞき、他の2地域ではやや高度が低くなるようです(海抜2000m位に平坦部が広がる)。

最後の理由として、このような寒冷高地(比較的暖かいといっても夜には氷点下になり、日較差が激しい)に適した作物や家畜の誕生、そしてそれらの作物や家畜をもとにした暮らしの成立のおかげでこのような高地部での多数の人たちが暮らすことができたというような内容になっていました。

補足的に、病原菌の影響が軽微であった点なども挙げられていました。熱帯もしくは亜熱帯に属するためマラリアなどの影響があり、ある程度高地の方が良かったという点もあるそうです。

山本先生の感触でも、アンデス高地北部とエチオピア高地の類似性は極めて高いようです。チベットとアンデスの人種的にはどちらもモンゴロイドであり似ていたのかなと思っていたのですが、読んでみるとアンデスでは混血化が進んでおり人種的にかなり違うと感じられたようです。

服装に関しては、さほど触れられておらずまた別の本にでもあたってみます。また何かの折にお伝えできたらと思います。

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