レポート

フランスでは5月1日のストには気をつけましょう。

公開日 : 2016年05月24日
最終更新 :

2016年4月27日から5月5日まで、リヨンとニースに行ってきました。
5月1日:リヨンからニースへの移動日でした。空港まで、行くのにローヌエクスプレスの駅に行くまで公共交通機関が動いていませんでした。タクシーで移動しました。しかし、ローヌエクスプレスは動いていたので、どうにか助かりました。ローヌエクスプレスは、高いですが、安定的な交通です。あと、今年の1月からは、リヨン空港から市内への移動方法は、ローヌエクスプレスのみになってしまいまったようで、安価な移動手段が無くなっています。
同日:ニース空港から市内への移動も公共交通機関が動いていませんでした。空港で、ドイツ人2名とタクシーをシェアして対応しました。
5月4日:ニース市内から空港へのバスが、ストで運休。またもやリヨン在住者2名とタクシーをシェアして対応しました。
フランスは、テロがあってもストをするのには、参りました。
ニース空港のカウンターで、ストには参ったと言ったところ、それが、フランスだと言われました。
5月は、フランスを体感するには、良い月かもしれません。
今では、良い思いでです。、

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1件のコメント

  • 16/05/25 00:16

    5月1日はストではなくて、予定された時刻表通りの運休だったと思います

    5月1日は労働者が仕事を休んで自分の主張を表明するために、町に出てデモをする日です。
    国の定めた祝日です。

    リヨン市の交通を運営しているTCLという会社のサイトを見ると、
    http://www.tcl.fr/Me-deplacer/Toutes-les-lignes
    メトロ、トラム、バスのどの時刻表を表示させても(pdfを表示させる)、一番上に、
    Le réseau TCL ne fonctionne pas le 1er mai.
    (TCLの路線網は5月1日は運行しない。)
    と書かれています。リヨン市内の路線はほとんどTCLなので、ほとんどの路線が運休ということになります。


    また、ニース空港からニース駅に至る99番バスの時刻表を見ると
    http://www.nice.aeroport.fr/var/anca/storage/original/application/c5982a649e1501048d4bc56b6e517865.pdf

    以下のように(英文並記)
    Ne circule pas le 1er Mai
    Buses do not operate on 1st May
    (5月1日は運休)
    と書かれています。


    フランス革命以来、紆余曲折があったけれども、自分の権利を主張する精神は受け継がれ、デモへの参加が重要だと考える国民です。
    (とは言っても、大多数は家で休んでいると思います。私の知り合いの仏人もデモには行かない人みたいです。)


    貴殿のレポートがあれば、次にフランスへ行く人は、そのことを認識するでしょう。



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    丁寧な説明ありがとうございました

    日本とフランスでは、ストやデモに対する考えが、根本的に異なると言うことですね。「百聞は一見にしかず」を、本当に感じた旅行でした。

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