Re: 日本人の「氷河急行熱」が、一気に冷めるかも。

 私は、事故の1週間前にツェルマットからアンデルマット・サンモリッツを経由・宿泊しティラーノまでを全線「鈍行」を乗り継いで行ってきました。私の場合は、15日間のスイスパス・1等車利用でした。殆どの区間が、ガラガラで(ポントレジーナ~ポスキアーヴォは超満員でした)景色の良い所に来ると、右へ左へと飛びまわっておりました。エアコンなしですが。

 確かに、すれ違う・追い抜く「氷河特急」は日本人だらけでしたね。「30フランの指定席料金が惜しい。」「日本で予約すれば、手数料も取られる。」「席は決まっている。」「誰と相席になるか不明?陽気すぎるアメリカ人?体臭のキツイヨーロッパ人?おしゃべりな中国・韓国人?ビューポイントでも眠りこけてる日本人?」「窓が開かない。この暑さでは、エアコンが充分に作動しているか疑問です。」「食事も車内で摂るかも?」この特急は、扉は開かないが、駅には停車します。その理由は「単線区間」だからです。時間的なら、区間毎では、鈍行乗り継ぎともさほど変わりません。鈍行の1等車ですから、空いてましたし、窓をフル・オープンに出来ました。大体、現地の方は「窓を開けるのを好まない」ですが。

 鈍行での旅にも難点は少なからずあります。ディゼンティスでの列車連絡がままならない事です。この駅でMGBとRhが接しますが、別会社であるため、一方が遅れても待ってくれませんでした。又、アンデルマット駅には、スロープが無いのです。重い旅行カバンを階段にて上げ下げせねばなりませんアンデルマットは、ファストゲペックの対象駅から外れていますし、すぐに駅外に出られる1番線は、上り・下りの氷河特急と、ディゼンティス行きの殆どの鈍行のみの使用です。(13時~15時台の列車のみ×)この町で宿泊し、或いは経由して、他方面に行かれる方は心召されよ!

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