チューリッヒの物価は高い、高いと他人事で何度も書いていたが、ついに自分で体験することになった。2月の話、1CHF=115円で計算している。
1.Volkshaus Cafe Bar
着いた日の日曜日、チューリッヒの西部地区をうろうろしていて、そろそろ飯でも・・・と言う時に見つけた。Volkshaus(私は東独のVolkspolizai「人民警察」のイメージが抜けきれず、Volksとみるとついつい「人民」と訳してしまうので、人民自動車やファミレスの人民(食堂)同様、人民の家である)という文化会館付属のレストランとカフェバー。チューリッヒ人にはなじみの施設なのかも知れないが、日本語の論評はあまりみない。
http://www.restaurantvolkshaus.ch/bar-caf%C3%A9
建物の内部がバーコーナーとレストランに分かれていて、なぜか中国人の団体客がいる、バーコーナーのイス席へ。こちらでも食事ができる。スイス国内で生まれて初めて(?)飲むシャスラー(スイス固有の白ワイン品種、訳の分からない外国人がシャスラーを頼むとスイス人はやはり喜ぶ。)を一杯頼んで、メニュー(英語併記だったと思う)を眺めるが・・・そもそも100CCのシャスラーが7.5CHFで、ヨーロッパはワインが安い?何の事?という感じであるのだけど・・・・。
泣く泣くFleischkaese(いわゆるドイツ料理のレバーケーゼ、ミートローフである。チーズは入っていないのに何でケーゼなんだろう。)をオーダー。パンはついてくるが、ミートローフ二切れついて、付け合わせ込で21.5CHF。結局これとグラスワイン3杯で44CHF、50CHF札が飛んでいった。・・・・これだけで5000円か・・二日間、生きていられるだろうか?