みどりのくつしたさん、ぼうふらおじさんさん、レスありがとうございます 報道から、見えてくるスイスのシステムや考え方 1)救急体制 今回出動したヘリ9機、救急車11台、医師15人、救急専門看護師30人、 消防士70人、警察官40人、スイス人の自発的ボランティア活動30人 救急車に近い数のヘリが出動していますね。 ビデオで見ると、あまり大きい型ではなさそうで、 狭い場所でも着陸できることを考えてのことなのでしょう。 2)氷河急行事故に対する日本メディアの扱いに対してのスイスメディアの見方 土曜日午後行われた記者会見に、日本の報道陣が多数押しかけ、詳細に取材をして帰ったこと、 この事故を日本のメディアは重要記事として扱うと言う話を聞いたこと、 についての、現地メデイアの記事のニュアンスに、 「日本人は、死亡者が1人程度の単なる鉄道事故に、何で、こんなに騒ぐの。 氷河急行は、日本人にとって、そんなに重要なものなのか。」 というとまどいみたいなものがにじみ出ています。 日本では、自動車の交通事故での死者は毎日10人程度はいるでしょうけど、 ごく事務的な報道に過ぎないですよね。 日本人には、列車が事故を起こすことが、特別なことなのでしょうね。 それと、氷河急行は日本人には特別なものなので、事故があってはならないものなのでしょう。
スイス・エアーレスキューですね mamoruさんこんにちわ まずは、事故に遭われた方の、ご冥福と早い回復を祈念します。 スイスは、日本の九州位の国土に非営利のNPO法人REGAが、約13か所のレスキュー拠点を持ち、山岳救助から緊急輸送に活躍しています。 スイス国民は年間30フラン(約2,600円)の寄付金を納めれば、事故のとき、このヘリコプターなどを利用しても高額の利用料請求がありません。 また、今回の事故で救急ヘリが来たのはやはり、スイス独特の国土条件などにもよると思いますが、自動車よりヘリの方が早く医療機関に着けると事だと思います。 日本での報道では、気象条件(風など)により遅れたとの報道もあるようですが、REGAは、日々4,000m級の山々での、色々な気象条件も加味して、山岳救助などの訓練を日々しています。(パイロットのレベルは高い) この組織は、日本で言う「ドクターヘリ&ジェット」を運用しています。最近は航空機メーカーと意見交換し、改良した新しい機種の導入をしているようです。 報道機関にも、速報ばかりではなく、ニュースを見ている家族などに確実な情報をしっかりと伝えるような注釈が欲しいですね! 某社(japan)の報道を見て感じたことです。 私も一度は行ってみたいところでもあり、利用したいと考えていた鉄道でした。
患者の振り分け先 こんにちは 最初けが人は全部で42人という報道がありましたが、 その後の報道で、病院に搬送されたのは40人で、 25日(日曜)朝の状態でまだ入院している人が17人だそうです。 23人は退院したようです。 残っているのは比較的重い怪我の人と言うことになるわけですが、 病院の内訳は、 Valais 州内の病院が 13人(事故現場州内の病院) ベルンの病院が1人 ローザンヌの大学病院が2人、 ジュネーブの大学病院が1人、 となっています。 このうち、重篤で、生死の境にいる人は、 ローザンヌの1人と、ジュネーブの1人だそうです。 重篤な患者がローザンヌとジュネーブの大学病院にいるのは、偶然ではなく、 現地医師の判断で、重篤な患者は、遠くても施設の整った病院を選んだ結果でしょう。 ちなみに、ヘリコプターが時速200km/hrで飛行するとして、 現地からベルンまで25分、ローザンヌまで33分、ジュネーブまで45分と計算されます。 ヘリがいちどきに何人運べるかは分かりませんが(患者1人が普通?)、 患者数とヘリの数から言ったら、一度運べば仕事は終わりではなくて、 おそらく2~3回の往復は必要な計算になるので、 遠くへは搬送したくないけど、止むを得ずの選択だったのかと思います。 結果から見ると、見事な振り分けですね。 もっとも、Valias州では、6月中旬(先月)に、カナダ人のツアーバスが道路から転落して、 けが人30人程度、2名死亡の事故が起こっているので、 実践訓練が出来ていたのかも知れません。
話題になるネタは詳細に報道するのが日本のマスメディア >日本人には、列車が事故を起こすことが、特別なことなのでしょうね。 これはその通りだと思います。 めったに起きないのが鉄道事故。 ただし一度起きるとかなりの被害。 開業以来長期に渡って人身事故が発生しなかった新幹線の例をみても分かりますように、日本人は鉄道=安全・安心と言う方程式が植えつけられています。 少なくとも私はそうです。 事故の率を調べないとはっきりしたことは言えませんが、飛行機の方が安全と言う思いはあるのですが、天候による遅れや諸々が頭の片隅にちらつきますので、つい鉄道に軍配を上げたくなります。 しかも鉄道は過去よりも地位が低下したとはいえ、日本では生活や産業の基盤です。 事故があってはならない・・・仮に起きても最低限の被害でなければならないのです。 それ故・・・JR西日本は気を引き締めないといけません。 >それと、氷河急行は日本人には特別なものなので、事故があってはならないものなのでしょう。 これについての私の考えはタイトル通りです。 被害者の多くが日本人、有名なスイスで、人気の高い氷河急行、それが全てでしょう。
Re: 話題になるネタは詳細に報道するのが日本のマスメディア お早うございます。 私の従兄弟は86歳で今も元気に田舎では運転をしていますし、戦闘機のりでB29と千葉県上空で空中戦の経験もあります。 しかし飛行機より東京の車の運転のほうが怖いと東京で法事のときは私が運転しました。