地球の歩き方「ペルーほか3か国」編の16~17年版を目にする機会がありました。
ペルー編では、今後観光開発が進むとみられる「チャチャポヤス」が加わり
チクラヨなどの地名表記が、実際に近い形に改善されています。
ですが、あれ?と思う点もいくつか。
■リマの電車
「鉄道がないリマの交通」と標記されていますが、
リマでは電車「メトロ1号線」が2011年に開業しています。
http://www.metrodelima.gob.pe/
この1号線は残念ながら、観光客が利用するような路線ではありませんが
ホルヘ・チャベス空港とこの1号線を結ぶ2号線が建設されており
これが完成すれば、利用の機会が生まれると思います。
■クスコとプーノを結ぶ鉄道
ペルーレイルが運行するこの路線の最高所が「南米最高所」と書かれていますが
実際の最高所は、リマとワンカヨを結ぶ鉄道区間にあります。
■通貨について
ペルーの通貨は最近、「ヌエボ・ソル」から「ソル」に正式に変更されました。
流通している紙幣、硬貨について、表記の変更が段階的に行なわれています。
ソルの表記について、誌面では「S/.」と書かれていますが
これも今は「S/」に変更されています。
硬貨の中に挙げられている「1センティーモ硬貨」は現在は廃止され
今は流通していません。
■追加されたチャチャポヤスについて
この地の観光のハイライト、クエラップ要塞に向かうテレフェリコ(ロープウェイ)が
早ければこの7月にも開業します。
http://elcomercio.pe/peru/amazonas/inician-instalacion-26-telecabinas-teleferico-kuelap-noticia-1885883
また、航空会社LCペルーがチクラヨとチャチャポヤスを結ぶ定期路線の再開を検討中です。
http://limairportnews.com/el-aeropuerto-de-chachapoyas-recibira-vuelos-comerciales-luego-de-cuatro-anos/