キエフでも良く似た手口。 私達は、1999年夏、ウクライナのキエフでのことでした。 私一人で早朝散歩がてらにキエフ駅へ行きました。 人通りの多い駅の近くでUS$50の見開きの財布が落ちていました。 財布を無視して行くと、誰かがその財布を拾って君の財布かと声を掛けてきたので違うと言って相手にしませんでした。 駅からホテルへの帰り道、人気の少ない場所で、再び全く同じ財布で同額US$50の入った財布が落ちていました。再度無視すると、同様に誰かが財布を拾って君の財布か?と声を掛けてきたので無視して振り切りました。 駅で財布を持ってきた人と、帰り道で財布を持ってきた人は別人でした。 財布に触ると指紋が付いて相手の思うつぼかも?
メキシコでも メキシコ市に住むメキシコ人からも同じような話を聞きました。 ただし、これは外国人相手ではなく、被害者はメキシコ人だそうです。 つまり、財布を拾うと、お金が減っていると文句を言われ、金を脅し 取られる、というものです。