レポート

空港あれこれその1

公開日 : 2016年03月13日
最終更新 :

同じく、先日のチューリッヒ、パリ旅行の感想

1.羽田空港

 22時頃着いてびっくりしたのは、大混雑ぶり、であった。春節も過ぎているのにこの人の多さは・・・出国前に一杯飲もうかと思ったが、出発ロビーの上のレストラン街は(店が半分くらい閉まっていたにせよ。)どこも列を作っている。どっちにしろ何も食べていないので、仕方なく吉野家に入ったが、ここの吉野家はレシピが外れていて吉野家とは違う牛丼の味がした。ここはリクエストしないと英語メニューが出てこない数少ないお店なのだが、周りの外国人はスマホを見せながら注文していた。

 早めに出国して一杯飲むか・・・と入ると普段行くVerra Tokyoと反対のゲートだったので、初めてバーレイジで注文。こちらの方が安いし、種類も多い。キリンの一番搾りを1「パイント」頼んだのは多分、初めてである。・・・・(500CCや1リットルはある。念のため。)

2.チューリッヒ・クローテン空港

ベルリン・テーゲル空港にしろ、ここにしろ、このくらいの大きさの空港が一番いい。ボーディングブリッジを見ると、どのブリッジも今回の旅行を引き起こした(?)問題企業のロゴと社名が入っている。先方がどういうつもりなのかよく分からないので、今回の訪問がどうなるか不安に思っているところに、さらに強調して思い出させてくれた。

 と思っていたらいきなりパスポートチェックがボーディングブリッジ上で始まった。入国係官二人が、ボーディングブリッジの途中まで乗り込んできて、一人ずつチェックしている。きっと途中で飛び降りて、イミグレをすっとばしたやつがいるんだろうなあ。と思ったが、この後もおいおい書いていくが、特にフランスは厳戒態勢であった。

 正式なイミグレで無事入国し、Sバーンの駅などがあるエアポートセンターに入る。まずはSIMを買いたい・・・と、ミグロに入るが、売ってない。Swisscomがいい、とかネットではあったので、ショップにはいるが売ってないという。みんなクローテン空港で簡単にゲット、とか言うけど、どこで買ってるの?キオスクで聞いてみると、郵便局で売っている、という。郵便局に行くと、LeberaモバイルのSimを売っている。ところがこんどは買うのにあたって、身分証明が必要とのことで、パスポートのコピーまで取られる。去年ドイツで買った時は、そんなことはなかったのだけど。・・・20CHFのものを買う。

 で、アクティベイトが難航、どうしても英語にならず、もう一台のスマホでドイツ語を訳しながら対応。一杯飲みながらやるか・・・と見回すと、バーコーナーがあり、グラスワインが売っている。スイスワインのシャルドネ12cl、5.9CHF。・・・某イスラム航空のまずいお酒に耐えた身に、冷えたシャルドネがしみわたる・・・おいしい、で結局もう一杯ピノ・グリを飲んで一時間近くかかったのだけど、どうもうまくできなかったらしく、次の日の夜にはトップアップせよ、みたいな指示が出て、それ以上うまく使えず。これは検討課題である。

 さらにタブレットの言語表示がドイツ語に変わるおまけがつき(アンドロイドの言語変更方法は帰ってから知った。)さらに、スマホでここの板を見ると、今でも「Monor」の広告が出てくる。・・・

 どっちにしても日曜日なので、街に出てもお店はやってないため、空港で時間をつぶすのはそんなに損ではないのだけど、ようやくSバーン駅へ。72時間もいないのだけど、72時間券を買う。予定が狂って、結果的にこの券は最後の10分くらいまで使うことになった。HBfまでは何事もなく到着した。

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2件のコメント

  • 世界の空港から♪

    羽田の22:00台日を問わずいつも混んでますよね?会社間の日帰り出張の連中が国内各地からの最終便で東京へ戻って来るのは22時過ぎてその・・最終の京急、モノレールぎりぎりまで。
    国際線タが出来て尚、人が増えた。この上アメリカ線重視で成田からお引越し?LCC便はたいてい遅っそ~い時間に降りて引き返して行くから中途端なハブ空港とも言えなくもないですね。
    今回の代表的?な5大空港のレポート楽しく読みました。でも我々はすごい贅沢なと思わざるをえない。
    私なんかは機にブリッジが掛けられ、降ろされる体制となった時までぎりぎりまで座席のヘッドホーン当てている♪
    おまけにお尻の座席を好んで所望するのでその時間潰しという物を知らない。行動も鈍いので同行者が居ても勝手に先へ行ってもらうし、座席だってわざと離す。移動時間は自分のオフィス感覚でいる。エコノミーの最大の娯楽はお互い見ず知らずの異邦人を観察することである?

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  • 空港あれこれその2

    3.シャルル・ド・ゴール空港

    結局、CDGには直前に着いたので、何も見られなかった。RERのB線で行ったのだけど、注意点はギャルデノール(と、アナウンスでは聞こえた。・・・)のコインロッカーとB線駅のホームが真反対にあるので、北駅に荷物を預けて最後に引き取って空港へ・・・というのはあまりお勧めしない。

     北駅のロッカーは非常に分かりにくい場所にあり(パーキング行きエレベータの途中)、さらに有人荷物預かりのゲートをくぐり、ロッカーにたどりつく。ロッカー自体は優れもので、クレジットカード使用可、出てきた3次元バーコードの紙をかざせば解錠、という、スイカロッカーより優れているのではないかと思うのだけど・・・。B線ホームとロッカーは東京駅の八重洲口と丸の内口くらいの遠さ(?)がある。

     なぜか乗ったRERは北駅からGDGまでノンストップ。やはり、いまひとつ雰囲気が良くないのは変わらないが、前回乗った時はアコーディオン弾きが乗ってきて、音楽を演奏、絵に描いたような「パリの地下鉄」(RERだが)だったのだけど、今回は何と電池式のスピーカー付きアンプを持込んだ二人組が車内でラップを歌いだした。そもそもラップ嫌いの上、仏語でラップを歌っても意味も分からん・・・こういう電子機器を持込むのは反則じゃないの・・・という思いもあり、完全に無視。向うも演奏料を取りに来なかった。

     肝心なCDGではすぐにチェックイン、荷物チェックコーナーがイミグレの後にあったか、なかなかなくて不安に思った覚えがある。昨年末にパリに行った人がCDGにロマネ・コンティが3万ユーロ(タイプ間違いではない、念のため。円でなくユーロ)で売っていたとの話を聞いて、拝んでみたいと思っていたけれど、探す暇もなかった。

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    空港あれこれその3

    4.ドーハ・ハマド空港

    帰りの便は定刻の23時過ぎに到着、私はチケットの表示に関わらず入国するつもりでいた。係官に「アルアリ・スタジアムをどうしても観たい。」(空港から3キロ程度)か「スーク・ワキーフにどうしても行きたい。」(最悪、バーガーキング等、24時間やってる店を少なくても三つくらいは把握していた。)と言えば、説得できるはずだ、と踏んでいた。が、体調が最悪で、断念。前日のパリでの悪行(別途記述予定)をアラーの神様が見ていたせいと思うのだけど。

     arriveの方向には誰一人向かっていない中、仕方なく、私もtransferの方向へ。トランジットする場合、トランジットホテルに泊まる、トランジットホテルのスパ施設だけ使う、有料のオリックスラウンジを使う、イスでぼうっと過ごす、くらいを考えていたが、この体調だと「有料施設」を利用しても、楽しめそうにない。6時過ぎにはボーディングも始まるだろうから、ぼうっと過ごすか・・・とまずは腹ごしらえ。この時間はやはり黄色のテディベアのあるBCエリアのフードコートか周辺のレストランが一番充実している。フードコートで地場ファストフード店でライスと鶏肉の煮込み一品とペットボトルで43QAR・・・まあこんなものか。

    この空港の制限地域では全てクレジットカード払いで、QARの現金は使わず。ただ、JPYかQARか必ず聞いてくるのでわすらわしい。あれをやめさせる手続きはできないものか?空港のATMを見ていて不思議に思ったのは、QARと共にAEDの現金が引き出せることで、店頭でもAEDは必ず使える。インドシナ諸国でのタイバーツと同じで、湾岸諸国はAEDが強いのだろうかと思っていたら、昔、ドバイがUAEに参加するまで、カタールとドバイは同じ通貨を使っていたのね。そんな歴史的背景が影響しているのか・・・それだったら、米ドルでなくて使い残しのAEDを持ってくるんだった。

    また夜を過ごすために「クワイエット・ルーム」というのがいくつかあり、ちょうど健康ランドの仮眠室(あんなにそっくりの施設は初めて見た。日本の健康ランドを参考にしているに違いないと確信したけど。)そっくりである。リクライニングイスがいくつか並んでいて、中は真っ暗。男、女、ファミリーの三種類があり、男女が一緒に寝たければ(くっついて、という意味ではない。念のため。)ファミリーがOK。ただ、クワイエットと言えども大事な館内放送は容赦なく入ってくる。最初、ここで寝ようかと思ったが、これは寝過ごしリスクが大きいと思って、待合室のイスでうとうとした。もっともこの時間は日本ではちょうど昼間なので、起きてたほうがいいのだけど。

     羽田行のE3というのは端っこで最悪の場所。D,Eゲートは長く歩く。頭上を走ってる乗り物は到着客専用なのだろうか?二回の到着時にはどちらも利用できず。また、熱望した薬局は制限地域にはない(カタールの医療ルールを知らないので、制限エリア外にもないのかも知れないが。)また、ティッシュみたいな日常品も入手が難しく、WHスミスでしか見なかった。いずれにしろ・・・体調が良くなかった点を差し引いても・・・いまいちな空港である。

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