二月に野暮用のため、チューリッヒとパリをメインに少しうろうろしてきました。その時の感想をぼちぼちと・・・。
あまりやる気の起きない(?)旅行でもあったので、価格優先で航空券を探したところカタール航空航空の夜行がひっかかってきた。最近は成田から行く気がなかなか起きず(!)羽田-チューリッヒとパリ-羽田をゲット。ドーハまでが12時間、ドーハから欧州までが6時間くらいなので、うまく乗り換えても往復16時間くらいが無駄なのだけど、値段には勝てない。・・・・
中東・イスラム系(?)航空会社の利用はパキスタン航空、エミレーツ航空に次いで3社目なのだけど果たしてどんなものか・・・(以下、もちろんエコノミークラスのことです。念のため。)チケットはなぜか日本最大の旅行会社が安かったのでそこでゲットしたのだけど、帰りの乗り継ぎがハマド空港でちょうど8時間ある。8時間以上あればトランジットホテルの条件に当てはまるのでは?と旅行会社に聞いたところ、(言われてみれば当たり前だが)パリ便は毎日2便あり、後の便を使えば8時間以内になるので、条件に当てはまらない、とのこと。私はA380に乗りたい、というのがあって、先の便に乗るというのは譲れず、ハマド空港で8時間過ごすのはどうするかを課題に持ったまま(?)出発することになった。
ウエブチェックインができるので、チェックイン。48時間前から可能とあるが、45時間前くらいでは入れず、30時間前にチェックインしたところ、すでに通路側は一杯、という何とも言えない結果になった。3月末でAAのマイルが失効するので、救ってくれたのがありがたい。最近の航空会社は他社マイレッジ(もちろん同じアライアンス)もウエブで受け付けるから便利になったもの。東京はスマホ画面でも受け付ける空港と案内にあるが、さすがに初めて乗る航空会社でそこまではせず、A4の紙に印刷して持っていった。「Boarding Pass」と入っている立派なものである。
羽田には23時頃到着。そのまま荷物検査に行き、自動ゲートをくぐり(自動ゲートは出国航空券のチェックをしないけど、あれはいいんだろうか?)しばらくうろうろしてから待合室に入る。手荷物一個は機内持ち込み。イスに座ると途端に「高島たいら様・・・」とアナウンスで呼び出された。何事か・・・と行くと、「高島たいら様はカウターに立ち寄ってないので、ここで改めてチェックインさせていただきます。」という。
胸にはJALのマークを付けている「そんなこと、ウエブサイトのどこかに書いてましたか?」「・・・・」「私以外の乗客は全てカウンターに立ち寄っているんですか?」「各航空会社によって異なります。・・・」ここでぷちぷちと二、三本切れてきた。ここはQR813の出発ゲートだろ、カタール航空以外の話をしてどうなる?JAL嫌いの私の評価はさらに下がった。代行するならきちんと仕事をするべきである。
ただ、帰りのパリでのこともあるので「羽田はスマホ格納でも構わない、とまでなっているのに、預ける荷物もないのにカウンター寄る意味は何なのか?」「羽田ではウエブチェックインの人は必ずカウンターに立ち寄ることになっています。」とのこと。私も「事前座席予約」と「ウエブチェックイン」の違いは分かっているつもりだったのだけど、パスポートとボーディングパスの照合はゲートでもするので、だったら何のための「チェックイン」なのか・・・・。「再チェックイン」するとドーハ→チューリッヒの座席が変更されていた。この変更を知らせるための呼び出しなのか・・・。
ボーディングは普通に始まった。787なのだけど・・・座席ピッチが狭い(感じがした。)最近のLCCでもこんなに狭い感じはしない。客観的な数字を持ち合わせていないけど、4便中3便の787、もう一便のA380いずれもそういう気がする。そして・・・・機内食がまずい。
私はよく書いているように地上に降りれば、おいしいものはいくらでも食べられる主義、なので機内食でおいしいとかまずいとか思うことは滅多にないのだけど、昔のユナイテッド航空並みのまずさである。非イスラム国のハラル食だからと言うのは理由にならず(明確に記載してなかったが)、初めてハラル食を食べたアリタリア航空のローマ→チュニスの機内食は普通のおいしさであった。イスラムエコノミーでアルコールを期待するのは間違っているが、出すんだったら「コノ・スル」のレベルでいいので、もうちょいどうにかならんものか・・・
エンタメ関連は最近の他の787と同等であの暴力的な数の多さ(?)の映画が載っている。インド国内の言語だけで6種類くらいあって、やっぱインド人が多いんだろうなあというのは、ドバイに行った時と同様に納得。また、緊急時脱出説明ビデオがNZ航空の影響か、スポンサーのFCバルセロナを中心にした物語になっているのは・・・・あれもどうかと思うが。