10/07/15 19:03

トラブルの少ないエアラインです

最近は遠ざかったのかも知れませんが、在住のかたもたまに書き込んでいましたので、
そのようなかたの意見が一番なのですが。

あくまで訪問者としてみた場合、決して豪雪地帯という感じはなく、ところ処に
雪が積もり、温暖とまではいかなくても極寒の地ではありません。あの程度の
寒さや雪は日本では決して珍しくはない。まあ、極点には近いので、何かあれば
それは凄いのでしょうが。

ただし、安全性を最重要視するエアラインです。LCCなんかが無視して
飛んで行くような不具合(というか、感覚がおかしい程度)ですぐにフライトを
中止し、点検に入ります。ですから、遅れることはあり得ます。しかし、空港自体は
Multiple award-winning services
Since 1997, Helsinki Airport has been reckoned among Europe’s finest airports.
In international passenger surveys on the quality of airport services, Helsinki Airport has placed in the top rank in Europe and even in the world.
と様々な貰っている程、機能的にできています。当然のこととして、寒さと降雪対策も
しっかりしています。

遅れたら、次(正しくは、以降です、席の空きがなければ後に回されます)には乗れます。

遅れた経験はあります。全員乗り込んで、さあ離陸という時点で、機長が、空調の調子が
悪いので、一度戻って点検する。ということで、全員降ろされました。仕方ないので、
何もないラウンジに戻り、時間を潰しました。約2時間ほどの遅れで出発。自分で、
別切り予約の危険性は言うものの、このときは別切り。某中欧の巨大空港を走りました。
当地に住んで居る巨体人ならば、荷物を持って大股で小走りでもすれば、楽なのでしょうが、
こちらは極東の東洋人です。それは焦りました。で、ゲートに着くと、乗るべき機材は
大幅遅れで、一時間以上待たされました。今はなき(会社は存続していますが)、遅れる
ことがトレードマークみたいなエアラインでした。その時は、○○で良かったなあと、
感謝しました。

ただし、AYは規模の小さいエアラインです。ヘルシンキから、何便も飛ばしている訳では
ありません。基本的には自社便だし、今は同一アライアンスでは一便を数社で飛ばして
いるので、実質一便とは、ひどい時には週数便ということはあります。
例えば、スペイン。IB 7425 とAY 3681とがありますが、これは同じで一日一便。
これに乗り遅れれば、翌日です。ホテル等の提供はあるでしょうが。バルセロナになれば、
KF/SKが二便ありますが、早朝とIB 7435/AY 3685の出る前なので、滅多にない他社便への
振りかえも期待できません。ローマはAY 783が最終なので、乗れるものがない。ミラノは
AY 795の後に、KF 873/LH 2338があるが、30分も違わないので、まず振りかえはないと
思います。

要するに、日本から近いということは、欧州の他の都市へは遠いということなので、
あまり遅いフライトがないし、規模の小さい国なので、そう何便も飛ばしている訳
ではありません。このあたりが、ビジネスクラスは高いくせにエコノミーは安い
理由なのかも知れません。

なお、フィンエアーは世界一安全なエアラインであるという事実(あくまで
数字の上ですが、会社のポリシーがそうなっている)は今でも変わっていないはず。

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