Re: キューバ行き航空券

このチケット自体を使ったことはありませんが、エア・カナダ・エリート(スター・アライアンス・ゴールド)で、エア・カナダの東京支店からチケット情報などをよく聞いているので、大体の予想を記します。
 45日前の格安航空券は予約クラスが非常に低いと思います。エア・カナダとしても、もっと高い運賃のチケットの客をたくさん入れたいのが本音ですから。ルーティングは成田-(場合によってバンクーバー経由)トロント-ハバナですが、冬場は成田ートロント直行便が毎日就航とは限らないようなので(ホームページには毎日就航のように書いてありますが)、日程調整が必要になるでしょう。トロントーハバナは毎日1便飛んでいますが、冬場は寒さしのぎの休暇に出かけるカナダ人で込み合っていることが予想されます。ですから予約が思うように入らない可能性は高いです(あなたがスター・アライアンス・シルバー以上の上級会員なら予約が優先されます、以下同じです)。
 それから成田-トロント便とトロント-ハバナ便は同日接続になりません。行き帰りともトロントで接続待ちの宿泊が必要です。もちろんエア・カナダはこのクラスのチケットだと宿泊代も出しませんし、宿泊先の案内もしませんので、自分で探す必要があります(トロント空港とトロント市内は結構遠いので、1泊なら空港周辺のホテルが安いし、いいと思います)。12月から2月にかけてのトロントは-10℃以下がよく出るので、防寒の準備もしておいてください。
 座席指定の件も、上級会員が優先されますので、希望は出せるでしょうが、確約は難しいでしょう。カナダ東部は冬場はとても寒いので、行くお客さんが多くはありませんから、トロント直行便にうまく乗れれば結果として好きな席を取る(真ん中4席をうまく占領できればベッドになる)ことができるかもしれません。たぶん空港で希望を出して、最終的に決まることになるでしょう。
 こういう障害がなければ、エア・カナダは比較的安全性や定時運行性が高いので、メキシコ経由よりはいいとは思いますが。
 あと、キューバに実際に行った時の入出国審査などへの感想ですが、一人旅の個人客にはいろいろうるさく聞く可能性が高いです(英語で)。キューバ人個人は大体親日的ですし、日本人とスペイン語で言えば歓迎してくれると思いますが、どこにでも悪い人はいますから、人ごみなどでのスリや詐欺師には注意してください(基本的には治安はいいほうです)。
 参考にしていただければ幸いです。

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1件のコメント

  • 05/10/31 14:20

    情報ありがとうございます。

    Sachitoro 様、

    情報ありがとうございました。

    結論から言いますと、利用した代理店が、座席指定はOKということでしたので、無事予約を完了しました。

    自分もスターアライアンスゴールドですが、それは関係なく、誰でも事前に座席が確定させることができるということでした。これは代理店に拠っても異なるのかもしれません。しかし、上級会員であることを伝える前に座席を指定してくれましたので、おそらくその代理店は大丈夫だと思いました。

    残念だったのは、予約した後に、ハバナへのフライト時刻が変更になり、結局空港で長時間待つことになってしまったということがあります。それ以外は満足しております。

    また入出国検査が少し煩そうですが、英語でしてもらえる分には問題ないので大丈夫そうですが、スペイン語も勉強して行くつもりです。

    行ったことのない国で、かつ情報も少ないので、このような生きた情報は非常にためになりました。本当にありがとうございます。

    実際に行ってみて、気に入ったら、今後もこの格安フライトを利用したいと考えております。

    Billy5

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    Re: 情報ありがとうございます。

    Billy5様

     お役に立てまして幸いです。
     さっきエア・カナダ(カナダ・サイト)の冬ダイヤをチェックしたら、行きがトロント着15:30、トロント発が翌日10:30と長いですね。いずれにせよカナダに一度入国する(国際線ターミナル内でのトランジットは認められない、当然エア・カナダのラウンジでの夜明かし不可)ことになります。
     エア・カナダが入るターミナル1は出来たばかりで、空いていますし、治安はもちろんいいので夜明かしが出来ないわけではありませんが、外の冷気がやはり伝わってくるのと、日本からの長距離フライトで休むには少しターミナル内は疲れることでしょう(床に寝ることはできると思いますが、イスは眠れないように区切りが付けてあります)。それとトロントの冬場のホテル代はかなり下がる(ターミナル1の到着ロビーに観光案内所があるので、そこで当日空いている宿をとれば好レートでいいところに泊まれますので、そこでいろいろ聞いてください。入国審査時には特に宿泊先のチェックはありません。成田からの直行便なら審査も甘いはず)のと、ターミナルの外から出るトロント市交通局(TTC)192番に乗って地下鉄に乗り継げば市内一円2・5カナダ・ドルですから、市内まで行って、にぎやかな街をごらんいただくのも一つの手です(トロント市内の様子はガイドブック等でご覧ください)。
     逆にキューバからカナダに入るときのほうが旅の目的、税関検査等、多少聞かれると思います。キューバ名物のお酒と葉巻はそれぞれ1リットル、200本までしかカナダには持ち込めない(トランジットでも同様)ので、そういうお土産をお持ちの際はご注意ください。
     トロントのエア・カナダの国際線ラウンジは出来たばかりで、広い割に利用客は少なく、シャワー設備や食事・飲み物(酒類を含む)等も充実していますのでぜひ十分にご堪能ください。
     
     お後、キューバのことですが、ソ連の崩壊、アメリカとの断交状態の中で、キューバ革命以来道路の補修などはほとんど行われていないのが現状のようです。ハバナからならヘミングウェイゆかりの保養地、バラデロ位は車で比較的簡単に行けますが、交通網の発達した国のように自由旅行とはまいらないのが本当のところです(飛行機を使えば別です)。私が行ったときには「外国人は何でも米ドル(原則キャッシュ払い。一流ホテルなどではクレジット・カードも通じる)」支払いでしたが、最近は政府の方針もあって多少状況が変わっているみたいですので、英語のキューバ旅行インターネットサイトや英語の旅行ガイドなどを参考にして、どういう準備をすればいいか、十分にご検討ください。たぶんカナダドル(カナダで換えたほうが断然レートがよい)やユーロ現金などが前より通じるのかもしれません。
     カリブ海の海は本当に美しいのと、本場の歌・踊りの迫力は間違いなくすばらしいので、ぜひご堪能ください。ではよき「キューバ旅行」が成功されますように。