レポート

パリの詐欺タクシー

公開日 : 2016年02月21日
最終更新 :

フランスから帰国しましたが、パリでタクシー詐欺に遭いかけたのでご報告。

初日空港に着いて、北駅(ノルド)までRERで移動。
北駅に付属する専用のタクシー乗り場へ。
乗り場では先行の人たちが20人ほど並んでいましたが、順番にタクシー配車を指示する係員に言われるまま、私の番が来たので、指差されタクシーに乗るべくスーツケースなどをトランクに入れて貰い、車内に乗り込んで「XXXまで幾らくらい?」と尋ねたら、常識とは倍の金額が帰って来ました。

咄嗟にこれは違うと思い「違う車にします」と告げてスーツケースを下させ、並んでいた別のタクシーにしました。
乗りこんだ新しいタクシーで行き先の価格を確認すると、先の提示した金額の半額で行くという事で、やはり詐欺タクシーという事が解りました。

タクシーの運転手さんによると、駅等に居る配車係は殆どが本物ですが、休憩等で居なくなったとき、詐欺タクシーとグルになっている偽係が来て、車には既にメーターを倒しておいて、何も知らない観光客風情の客を選んで乗せてぼったくり、上前をはねているのだとか。
確かに配車係が怪しいと、タクシー乗り場を振り返った時には、その係は姿を消していました。
私が先のタクシーをキャンセルしたことを確認したので、やばいと思って居なくなったのでしょう。
捕まえてもまた現れると言う、イタチゴッコの様です。

偽タクシーの車体上部に付いていたタクシー表示は本物で在ったと思いますが、乗り込む前に既にメーターが倒され、乗車中の赤色ランプが着いていましたので、決め手はそこに在ったと思います。
必ず緑表示のランプが点灯するタクシーに乗車される様になさって下さい。

この手の詐欺は、空港や観光地などでは必ず居ると思っています。
ご注意を!

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1件のコメント

  • 日本以外は何処でも同じ

    私はフィリピンに住んで居るけど全く同じ。
    市内を流しているタクシー多少良いけど空港からとかホテルからとか乗ったら吹っかけられますよ。
    良くあるのがメーターを作動させておいてハンカチで隠していたるする。
    本当はスーツケースをトランクに入れる前に値段を交渉すべきです。
    私も日本人だから良くあります。
    俺はツーリストじゃあないだぞここに30年住んで居るんだからな、と云うと黙ります。

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