10/07/13 23:40

Re: チベットのラサ発、西都行きのフライトの遅延について

チベットは雨量も少なく(雨季は夏)、霧・雨などの気象要因による遅延は他空港(成都空港など)と比較して低いです。ただ、中国の航空会社では、飛行機の運用の関係で、遅延がよく発生します。この場合は、朝一番便は正常時間に離陸しても、何らかの理由で遅れが出て、この飛行機を使用する便が圧して押して遅延となります。例えば、成都発成田行CA141便は13時発ですが、1時間内の遅延は常習です。これの主因は上記の理由からです。

さて、ラサ発9時ということは、この便の使用機材は、前日にラサ空港に到着した便のもので、これが一番便として9時発になりますから、通常は運用上の遅延は起きません。しかし、遅延原因には機材整備などもありますから、遅延を絶対起こさないとは保障できません。それでも、遅延の発生率はかなり低く、成田便の方が若干の遅延をする可能性の方が高いです。それほど心配なさる必要はありません。

なお、遅延・欠航率の一番の空港は九寨黄龍空港です。山頂を削り埋め立てた高地空港なので、気象条件(横風・雲)が中国一厳しいからです。これに対して、ラサ空港は海抜は同程度ですが、チベット高原の川沿いにあり、それほど気象条件(冬などに霧の可能性あり)が厳しいわけではありません。

最後に、中国の各空港の遅延・欠航率を公式に示す情報は公開されていません。

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