カリフォルニアまたはラスベガスからの観光地

メキシコシティへ

米国から近くはないですがラスベガスやLAから直行便のある首都メキシコシティがやはり4日ほどの短期旅なら良いのではないでしょうか。

メキシコ最大の遺跡ティオティワカンを訪ねたり、各地から集めた最良、最大のコレクションを誇る国立人類学博物館等々目白押しです。又、人気の世界遺産の町グアナファトにも一泊或いは夜行バスで行くことも可能です。

メキシコ北部はメキシコじゃなし。

現在のアメリカとの国境のある北部地帯は、以前は人間が住んでいないところ。イコール、遺跡もありません。アメリカの禁酒時代に酒が飲める、ばくちができる、売春が当たり前の男共にとっての歓楽の場所をアメリカ人が強烈なメキシコ色を想像して作りあげたのが国境の街です。
アメリカからメキシコに歩いて渡れば、そこは、飲み屋・売春キャバレー、売春宿、薬屋以外はなかったのがついこの間までの事実。それが、一攫千金の夢でアメリカにいく目的できたメキシコ人が、１９６５年より、入国が厳しくなり、国境地帯に住むように。その安い労働者を利用しての工場が沢山できたので、自分の郷土で食っていけない底辺の人らが北へと、北へと移住していったのが歴史です。

そのような特殊地帯を見て、そこがメキシコだと思う人も多いのは事実です。

しかし、自分の郷土でちゃんと食っていける、まともな生活もできる、そのような普通のメキシコが住んでいる地域が、本当のメキシコです。そのような場所となると、どうしても、メキシコ中央高原地帯となり、治安も拍子抜けするくらいいいところばっかりです。

一番安く、そのメキシコらしいメキシコ中央高原地帯の入口であるメキシコ・シテイまで行く方法は、ロスからバスでティファナ空港までの直通バス。そこからVIVA　AEROBUSってLCCのヒコー機（所要時間３時間）で本日なら７０００円（預け荷物１２キロ、機内荷物５キロ、飲み物・軽食は有料）ほどより。これで往復です。バスなら４５時間で１５０００円ほどで、よほどの暇人で、もの好き人用です。

MEXは見ごたえするところが多すぎるので、３泊４日でも少ないですが、治安が悪いとかのメキシコに来たことがない人のデタラメ意見だったことを確認で、次回は安心してこれるメキシコへの直行計画を。物価は、アメリカの半分くらいです。何もかも安い、ただ見たいなんて言葉を信じないように。