日本のカーナビのようなものとは限らない

 ヨーロッパでは破壊的な車上荒らしが多いため、カーナビは小型ポータブルの方が一般的で、自前で買って持って行って、レンタカーに付けるのがふつう。
 レンタカー屋によっては、この小型タイプのポータプルカーナビを貸してくれるところもある。が、カーナビ付きの車などと言われているのは、かなり問題がある。頻繁にCDを入れ替え、カーラジオのところに矢印が表示されるだけ、あとは現地語での音声案内のみ。こんなのでも、カーナビと呼んでいる。情報量が少なく、幹線道路以外、まったく使いものにならない。
 たびたびヨーロッパに行くなら、日本でニュビかなにかとともに、ヨーロッパ地図のSDカードをアマゾンで買って持っていくのがよい。現地の電気屋や大型スーパーでカーナビの特売品を買うのもいい。2万円強くらい。GPS付きのPDAも便利。私も以前はこれを使っていた。
 ヨーロッパの大都市は、一方通行が多く、駐車場も地下にあり、入り口がわかりにくいので、カーナビは必需品。カーナビなしで地図だけで目的地に着けるやつの方が不思議なくらいだ。ただし、ポータブルタイプのカーナビは、日本の固定カーナビのようなジャイロ機構がないので、トンネルや立体道路に弱い。地下駐車場に出入りするときなどには、地図と併用する方が安全。

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