10/07/04 09:31

あくまで自由意志ですから・・・・

チップはあくまで自由意志で任意の額ですから、置かない人も居ると思います。
実は僕も10年ほど前に、みどりのくつしたさんと同様の事を『日本人から』聞き、その後旅行会社の添乗員さんを含めて3人くらいの方から聞いた事があります。

それでちょっと気になって調べてみたのですが、確かにメイドさんへのチップは減っているらしいです。
数年前に見たUSA Todayの記事によると、ホテルのメイドさんへのチップが減っている理由は「罪悪感が少ないから」という理由が主なようです。
つまり、ウエイトレスさんやタクシー、ベルマンなどの場合は自由意志とは言え『渡さないわけにはいかない状況(面と向かった状態)』で渡しますが、メイドさんの場合は面と向かった状態で渡すわけではなく、特に一泊だけなどの場合はメイドさんが部屋に入ってくる頃には自分はとっくにチェックアウトして飛行機の中(車の中)なわけで、罪悪感が少ない(渡さなくても抵抗が無い)という事が主な理由らしいです。

チップの額(相場)は年々上昇傾向ですし(昔は10%それが15%になり、今は20%も普通)、チップを渡す相手も徐々に広範囲になってきているような気もします(例えば「なんでレッカー車のドライバーにチップが?」など・・・)
そんな中で、『以前は渡すのが当然で今は渡さなくても良い』という逆の傾向が出て来るとは思えないので、「渡したくない」「忘れたフリ」というのが現状じゃないかと、(あくまで僕は)思っています。

下記リンクはHotels about dot comのTipping guideです
http://hotels.about.com/od/hotelsecrets/a/tipping_2.htm

同サイトで、『特にメイドさんへのチップ』の記事です
http://hotels.about.com/od/hotelsecrets/ht/tip_hotel_maid.htm

> 「枕に置いておいても、持って行かない」
これは、ちょっと信じ難いのですが、かなりグレードの高いリゾートホテルなどでは『ノーチップ・ポリシー制』を取っているホテルもあるようです(そんな高級ホテルには泊まった事は無いのですが・・・)
宿泊料にサービスチャージを加算していて、それを従業員たちに分配しているかあるいは従業員はそれなりの付加収入を受けているというホテルらしいです。

僕はホテルでいつもズボンをクロゼットに逆さにして吊っておくので、ポケットの小銭をテーブルの上に置いておきます。
ベッド以外のお金はたいてい残っています。
まだメイドさんは来ないだろうと思いながらもベッドの上に2ドル、テーブルの上に数ドル(5ドル札と1ドル札数枚)+小銭を置いた状態でランチを食べて帰ってきたら、ベッドメイキングが済んでいてベッドの上の2ドル『だけ』が無くなっていました。

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1件のコメント

  • この手の議論は、自分の体験が全てなので・・・結論が出ません

    日本人同士で議論となると、旅行者であっても、たとえ滞在経験があっても、必ず例外があります。

    酒の肴の議論程度なら笑って済ませばよいのですが、この手の議論でも白黒つけないと収まらない性分な人が多い・・・です。

    >それでちょっと気になって調べてみたのですが、確かにメイドさんへのチップは減っているらしいです。

    私の周りでも、事ホテルに関しては「今時チップなんて渡す必要なし」と言う人が多いです。
    恐らく旅行をした際、添乗員がそう言ったとか、良く旅行している知人がそう言ったとか・・・でしょう。

    >そんな中で、『以前は渡すのが当然で今は渡さなくても良い』という逆の傾向が出て来るとは思えないので、「渡したくない」「忘れたフリ」というのが現状じゃないかと、(あくまで僕は)思っています。

    同じ日本人として私もそう思いたいですが、モンスターペアレント等という私には理解不能な、何でも人のせいにする、何でも人に頼る連中が増えてきています。

    そういう連中が増えると、チップへの影響も大きいと思います。

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    10/07/07 16:17

    所得の低いメイドさんだから『こそ』僕は必ず置いてきます。

    内蔵介さん、こんばんは

    > 酒の肴の議論程度なら笑って済ませばよいのですが

    上でもちょっと書いたんですが、僕らの業界でも(受け取る側として)笑い話から自慢話までとにかく尽きないです。
    (酒の肴とではなく、コーラの肴なんですが・・・)
    多分、ウエイトレスさんとかドアマンとかも、同じ業種の人たちが集まると同様に尽きない話になるんだろうと思います。
    (ただ、異業種の人や関係の無い人が居る時にはチップの笑い話や自慢話は絶対にしません)

    僕が貰った最高額はビバリーヒルズのホテルからサンタモニカへ買い物へ行って、一旦ホテルへ戻ってすぐ近くのレストランへ食事に行って帰って$985のチップを貰ったのが最高額です。
    多分、ホテルを出る時に$1,000のキャッシュを持って出て、どこかで現金を$15使った残りを全部僕に渡してくれたんだと思います。

    > 私の周りでも、事ホテルに関しては「今時チップなんて渡す必要なし」と言う人が多いです。
    僕の個人的感覚としては、チップで生計を立てている人たちの中でも特に所得の低い人たちには積極的にチップを上げたいと思っています。
    ウエイトレスさん(特にビバリーヒルズの高級レストランなど)や、空港のSkycap,ホテルのベルマンなどは、下手すると僕らよりも収入が多い人たちが沢山いるわけですけど、メイドさんは相当所得が低いのに、見てるとかなりバタバタと忙しく仕事をしています(英語を話せない人も多いですし・・・)。
    『あくまで僕は』ウエイトレスさんへのチップを(サービス次第で)ケチる事はあっても、タクシーなんて下手すると喧嘩しながら「お前にゃチップなんてやらん!」と降りる事もありますが(笑)、メイドさんへのチップは絶対に忘れずに置いて出ます。
    連泊した時などは、部屋に備え付けの便箋にThank youと書いてはさんで来る事もあります。

    余談ですけどホームレスの物乞いには絶対にお金を渡しません(笑)
    子連れで可哀想・・・と思って渡すと、その足で酒屋に行ったりするのを何度か見ていますし・・・・。