Re: ティトゥリスはどうですか?

ルンルンルーさん

中世には修道院のある隠れ里だったところだといわれています。

大きな修道院があってそこの見学も目玉の一つですが、宗教的な関心が無い場合にはどうしても地味感は否めません。たしかイタリアのモンテカシーノの修道院の流れだったような・・・?。

ルッツエルンからおもちゃのような電車で延々山の中へ入っていくとぽっかり開けた盆地にこじんまりした、こぎれいな町がありますが、そのほとんどはホテルと貸し部屋・・です。 冬場はアウトピステのメッカで、夏は家族向きの静かなリゾートです。

2つあるロープウエイのひとつがティトリスで、山頂からの展望はかなりなものです。乗り継いだ2つ目のロープウエーが回転式で眼下は氷河(だいぶやせてきましたが)です。 冬季はここを滑りますが、ときどきクレバスのスキーヤーが落ちるとか。 ロープウエーの終点展望台から山頂へは少し雪の上を登ります。

ロープウエーの乗り継ぎ地点は開けた気持ちの良い草原で、静かな池の周辺の遊歩道周りには花がいっぱいです。 じつはティトリスの反対側の山も歩くのには楽しい場所で、さらに修道院のずっと奥にかかっているリフトのうえからのスーステン峠方面の山の展望・・・ユングフラウ方面も、素晴らしいのですが、なんと歩くかタクシーしかない不便さです。

先ほどの中間点の草原から小さな峠を越えると小さな池があってそこからひろい草原(牧草地)が広がっており、その先の山を越えるとマイリンゲンからあがったハリスベルグに出ます。 途中は歩きですが、最初の峠越えはスキーリフトに乗れます。(係員がいればですが)。

地元の人たちのハイキングを楽しむところで、昔スイス政観日本事務所で資料をといったら<そんなところへ行く人はいない・・>と気の強そうなおねえちゃんに言われたことがあります。

グリンデルワルドやツエルマットでの氷河や山見物はコストが高いと韓国や中国の駆け足ツアーがもっぱら愛用するのがこのティトリス山です。 ルッツエルンからバスであがって、山頂へ、そのままどこかへ走り去ります。

ご参考になりましたでしょうか。 www.myswiss.jp の エリアで検索されるのもいいかもしれません。

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