ホテルなどの宿泊予約は、キャンセル規定があり、それに従って処理されます。
しかし、ホテル側の都合でキャンセルになる場合は、どうなのでしょうか。
決して、キャンセル料の逆支払い
(キャンセル料が100ユーロだったら、
ホテル側のキャンセルは、ホテルが客に100ユーロ支払う。)、
・・・・・こんなことが、実行される事はなさそうです。
いつも行っている、ホテルの予約契約は、
逆キャンセル規定は盛り込まれていないと思います。
ということは、・・・これは対等な契約では無いという事でしょうか。
今回の旅行で、私はこんな体験をしました。
旅行に出発した3週間目から1週間ほど、ベルギー・ブリュッセルのアパートに滞在するため、契約をして、全額支払いも済んでいました。
しかし、旅行に出発した1週間後(ブリュッセル・アパートにチェックイン日の、1週間前)になって、スペイン旅行中の私にメールが入りました。
内容は、
アパートのオーナーが、マンション管理人とのトラブルで、
アパートを貸せなくなったので、
契約済のアパート代と、サイト(HomeAway)手数料を、
全額あなたに返金する。・・・と言って来たのです。
1週間後に迫ったアパート入居を、
スペイン旅行をしながら、1週間借りられる手頃な金額のアパートを、
新しく探して決めるのは、
とても大変です。
もし私が1週間前に、このアパートをキャンセルしたら、
契約で、1週間分の料金の全額が、キャンセル費用として、没収されます。
このとき、
逆に貸し手側に、勝手にキャンセルされたのに、
借り手に何の保証も無い契約は、不公平な契約だと痛感しました。
いま、私のように、アパートを利用する旅行者が、増えています。
そして、アパートの場合は個人なので、
ホテル以上に、貸し主都合が、いろいろ出て来そうです。
アパートは、もっとしっかりした、契約上の決め事が必要だな~!と感じました。
たとえば、不動産契約の契約解除のように、買い手による解約は、手付金没収、
売り手による解約は、倍返し。 こんな契約が、必要だと思います。
皆さんは、どのようにお考えでしょうか。
(追記:私のアパート契約はその後、2転3転して、何とかなりました。)