レポート

ミュンヘンの憂鬱?

公開日 : 2015年09月15日
最終更新 :

 やはり、私にとっては直近で最後に踏み入れた外国都市であるミュンヘンがこんなになると・・・

http://www.nikkei.com/article/DGXLAS0040007_T10C15A9000000/

Hbfに12000人到着というのは、半ば信じがたいけど、よくまあ受け入れたもの。日本だったら例えば船で10000人もの難民が押し寄せると、扱いきれずに大暴動(?)でも発生するのでは・・・先方の治安を心配するスレが立つけれど、日本人だととても耐え切れないような気がする。

バイエルンにとっては

http://www.bahn.de/regional/view/regionen/bayern/info/sonderzuege_oktoberfest.shtml

19日から始まるけど、これと重なるのがあまりよろしくないシナリオのはず。何がよろしくないのかと言うと、「人が一杯集まること。」で、さばききれなくなる。
http://www.bahn.de/regional/view/mdb/pv/deutschland_erleben/bayern/regionales/diverses/oktoberfest/2015/mdb_197355_wiesn_plan_120815.pdf

臨時列車もたくさん出てるし・・
http://www.bahn.de/regional/view/mdb/pv/deutschland_erleben/bayern/regionales/diverses/oktoberfest/2015/mdb_197356_wiesn_sonderzuege_120815.pdf

ただ単に私も行きたかった、というのをひがんで書いてるだけなのだけど、難民にもビールドリンカーにもハッピーな結果になることをお祈りするだけです。アジアからの難民が建国した(?)とばかり思っていたハンガリーが難民に冷たいのは意外だけど、やはりつまるところは「経済力」なんですね。日本ももう少し受け入れてあげたらという気がしますが、この辺で。

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2件のコメント

  • このアイスランドの話日本で話題になりました?

    2週間ぐらい前(このタイムのサイトは9月1日になってます)、ラジオで聞いてすごいなと思いました。

    http://time.com/4018241/iceland-syria-refugees/

    わたしは難民の大移動のはなしを聞くとすぐ思い出すのは、チェロキーの涙の道ですよね。

    https://en.wikipedia.org/wiki/Trail_of_Tears

    さっき距離をはかったら ノースキャロライナのチェロキーからオクラホマのチェロキーまで1000マイルぐらい。

    トルコのイズミールからミュンヘンまで、2400キロぐらいですからこっちのほうが少し長いのかな(まあバスとか鉄道とかヨーロッパのほうが発達していたろうけど それに季節が今のほうがいいですね)。 

    https://en.wikipedia.org/wiki/Trail_of_Tears

    アメリカはこのシリア難民の中にどれぐらいISISの分子が混ざっているかをみさだめようとしているようです。

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  • 15/09/15 08:40

    国境という観念

    こんにちは。

    アフリカ大陸北岸から地中海を渡ってとルートは違いますが、難民はすでに春先から前年比かなりの人数が続々ヨーロッパに到着しています。こちらは主にアフリカ大陸からの難民です。

    その時点でこのまま流れが止まらないと一体どうなるんだろうと思いました。
    3月の時点でパリのメトロ高架下に100以上の難民のテントが張られ、警察によって強制立ち退き騒ぎになっていました。

    この夏になって今度はトルコからギリシア東部の島々に渡り、そこからバルカン半島経由でヨーロッパ(主に北欧やドイツ)を目指すシリアを中心とした難民の流れが止まりません。

    最初はギリシアの島、その次がマケドニア、そしてシェンゲン協定国への入り口、セルビア~ハンガリー国境とどんどん騒ぎになり、その時点ではまだああ大変だなあ、と申し訳ないが半分他人事のように思えたのが、あっという間にオーストリア、ドイツに大量に到着。今でも流れは止まらず、これからもどんどんヨーロッパに渡ってくるのでしょう。

    高島たいらさんのおっしゃるとうり、先週土曜一日で12000人到着したミュンヘンでは、市長がこれで正式に受け入れ困難を宣言して他の地区に難民受け入れを呼びかけています。
    ミュンヘンに最初の少数の難民が到着したのがつい2週間ほど前。その時に駅まで移民歓迎と集まった市民もいましたが、そろそろ限界がきているようです。

    去年シェンゲン協定国入国にビザが必要な友人がかなり手間と時間をかけて、経済的な保証、宿泊証明、などなど書類をかき集めてやっと入国できたのを思い出しました。
    本来シェンゲン協定国入国とはそういうものだったはず。

    日本のパスポート所持者でシェンゲン協定国を旅行するだけならビザは必要なくても、空港到着時のパスポートコントロールなど、そういう本来の手続きが全部パスされているという事態です。

    ISを叩いても、シリアのアサド政権も自国領土を爆撃している張本人であるし、難民の出所の問題解決に打つ手もない状況でシリア難民は送り返すわけにはいかないでしょう。
    大量に到着しているといっても、ヨーロッパの人口比を考えると受け入れは可能でしょう。
    それよりも国境を接するレバノンやヨルダン、トルコなどにいる難民数は半端じゃありません。

    現状彼らの通過地点以外はなにも変わらないし、観光客も少なくともパリやロンドンでは普通に観光しています。
    が、オクトーバーフェストは一大行事ですよね・・・。

    ハンガリーの現政権はかなり右寄りです。

    下のサイトによると日本で難民申請しているシリア人は60人以上、難民認定を受けたのは3人となっています。

    https://www.refugee.or.jp/jar/report/2015/09/01-0000.shtml



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