Re: それにつけてもかの北半分さんは・・・

ぼうふらおじいさん


>私の知識のほとんどは通俗的な映画、小説(それもスパイや冒険活劇・・)を濫読しているうちになんとなく浮かび上がってきた世界のようです。 ハリウッド製の西部劇のほとんどC級クラスまで見漁った結果、誰にも教えてもらった覚えの無い米国の産業発達史と地理に結構詳しくなりました。

ぼうふらおじいさんには及びませんが、私も中高生の頃似たような生活がありました。
昭和40年代半ばから(中学生時代)に、日曜映画劇場風映画番組が増えた頃、おそらく有名作品と抱き合わせで買わされたB、C級西部劇が相当数放映され、親の視線を背中に感じながらも必死で見ていました。

おかげで・・・私もアメリカの州名、おおよその場所、西部劇にちなんだ名前が直ぐ出てくるので、米人との会話のネタにちょうど良かったです。

例えばリオブラボーなんて名前の(ファミリー?)レストランが目に留まると、「映画のリオブラボー見たことあるか?」と私より少し若いアメリカ人に聞いたりしてジョンウエィンの話題で盛り上がったり・・・

>日本の近代史も同じ伝です。いんちき?竜馬伝も同じようなものをいくつか見てくるとその中で見えてくるものがあるような気がします。 正しい・・と押し付けられないから、では無いかと思います。

そうですね。
歴史を冷静に記述すると言うのは簡単そうで難しいみたいですね。
結局自分で本(史実、歴史書、小説など)を読んだり、史跡を見たりして、調べて自分で考ねばならない・・・そう思います。

今回の竜馬伝、岩崎弥太郎の役作りはどうにも我慢なりませんが、武智半平太と竜馬の対比で尊皇攘夷の興亡が解りやすく描かれている点、欧米がこぞって日本を食い物にしようと相談しているシーンなどは、誇張はあるかもしれませんが、事実でしょうから、これまでの映画などでは見られなかった描き方だと思ってみています。

>それにつけてもあの時代の私たちの暮らしと考え方をかの北半分の人々に投影して暗然とした気持ちにならざるを得ません。 もちろんあの時代の私は"米英なんするものぞ、撃ちてし止めまん”を信奉する10歳でしたから。

人生の先輩に失礼なのですが、あれは金日成の責任であり、天皇陛下を神と奉った軍国日本を真似したのかもしれませんが、根本的にはソ連の傀儡と恐怖政治以外のなにものでもありません。

ぼうふらおじいさんもやはり当時の日本男児だったのですね。
志願兵経験半年の父親ですが12月8日の朝、中学校で開戦の放送を聴いた瞬間、全校生徒が机を揺さぶって「やったー」と狂喜した・・・と申しております。

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1件のコメント

  • もう少し・・ごめんなさい。

    内蔵介さん

    私の開戦は小学校一年です。親父の生まれは明治の終わりで、二十歳代で左の風を浴びた形跡があります。もっとも本人は黙して語らず、戦後の風潮にも時々ボソッと苦言を吐く程度でした。

    我が家は日清日露、その後の戦争に兄の一人が中国戦線からシベリア5年を家族を代表してまとめて経験した以外は家も焼けず・・でした。 まあ大正天皇を見ていましたから天皇制の神秘性には不感症ですし、エキセントリックになっていく一部の軍人とは軍需産業ではないのですが、かなり密接な関係があったようで醒めていた部分が今となればありました。最も当時はこちらはせいぜい小学校高学年、ほとんど表には出しませんでした。

    北の親分さんの下敷きは明らかに神国日本ですね。ただ曲がりなりにも発足が唯物論のマルキシズム?ですから神話の取り込みはなかなか思うようにはいかないようです。 でも周囲から追い込まれると、勝手の日本のように、いえもっと簡単に暴発しそうで人知れずおびえています。

    内蔵介さんのお気に召さないポッポ<汽車ではないほうです>さん(私はあの野放図なところが少し気に入っています。多少抜けていなければああはいきません。もちろんはた迷惑ではありますが、あのハチャメチャの中で表に出てきた今後に必要なことは予想以上に沢山あると・・いう結果期待評価?ですが)のいまさらではありますが、沖縄の海兵隊の抑止力発言・・は本当はもう少し大きく、今の半島情勢と関連諸国の危機感も含めて報道評論されるべきだったと思っています。

    あの件がなかったら状況はまた違った局面もあったような気がしますがいかがでしょう。

    ついでに 少し気になっていることをひとつ。 そちら様の某国系の人々へのやや偏見とも思える言及です。その大部分はこれまでのお仕事、および生活のご範囲のなかでの苦いご経験から出たものと拝察しますが、かれらもまた歴史を背景にしたコンプレックスの中で苦しんでいるようです。 

    いえ余計な発言ですが、今後どこかで無用な発火点にでもならないためにももう少し穏便にお発言を・・。

    いえ まったく失礼なことを申しました。 ご寛恕のほどお願いたします。

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    有難うございます。

    >今後どこかで無用な発火点にでもならないためにももう少し穏便にお発言を・・。

    家人からも常に諭されています。お恥ずかしい限りです。
    ついこちらの掲示板は安心してしまいます。

    管理人様、皆様、何卒ご容赦のほど

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