Re: 10月のスイス　特にアレッチ氷河（エッギスホルン）の状況について

ツンドラブルーさん

高さが高いといってもこの時期はまだ冬ではありません。まあ夏でも雪の降る場所ですが、よほどのこがない限り降っても新雪で朝日とともに溶ける・・、短い秋の一日です。　

ツエルマットの町を取り巻く落葉松？の森は金色の葉を落としながら青空を引き立てている時期です。

ホテルのかなりの部分がお休みに入っていますが、ロープウエイが動いている限り、全部が閉まっているわけではありませんが、ベットマーアルプや、リーダアルプへあがるとそこへの移動リフトや山の上の連絡バス(リーダ／ベットマー間）などが多分運行していないので、やはりフィエーシュから上がるのが無難でしょう。ロープウエイ駅までは5分ほどの歩きですが、ここにはライブカメラがありますので上の様子が分かります。積雪があれば普通の装備では岩の積み重なった登山路は危険ですので氷河を覗くエッギスホルン駅までで本当の山頂(徒歩20分？程度の山道）は断念せざるを得ないでしょう。

ベットマーアルプ、モースフルーへはいずれもチェアリフト(つまり冬のスキー用）でアレッチ氷河を覗く縁丘の上に出るだけです。　やはりエッギスホルンへあがらないとつまらない・・・いえ、ここまで上がらないとユングフラウ・アイガー・メンヒの氷河の源？が見えません。

ツエルマットを離れる前に駅でこの三箇所の様子を聞けばいいのではないでしょうか。おんなじマターホルンゴッタルド鉄道の沿線ですから・・。

さてもうひとつは質問です。

18日はどうしてブリーグどまりなんでしょうか。　館見物に興味があるのなら別ですが(遅い時間ではみられませんよ）その足でフィエーシュの町か、一気にフィエーシュアルプへ上がって泊まったらいかがでしょう。

何にも無い谷間の町より、はるか彼方にマッタホルンを初め、ワイスホルンなどさっき分かれてきた山並みが夕空に浮かぶのを眺めながらの夕景のほうがそれらしいでしょう。夕焼けは5時過ぎでしょうか。

そうすると19日の日程がかなり楽になります。午前中朝食後早めに荷物を置いたままエッギスホルンを往復して昼にはふもとに下り、ディセンティスは13時ごろには通過したいです。　日の短いこの時期は4時過ぎには日が傾きます。6時には車窓は暗くなる・・のは少しもったいない。クールの町も石造りの風情のある旧市街散策が楽しめます。

グリンデルワルド、ツエルマットへ10月半ばに出かけています。時には時雨が夜間に雪に変わることもありますが、静かでいい季節です。　もちろんあちこちでレストランが閉まっていたり、大きなホテルは休業だった利の不便はありますが。

ちなみにこの辺いったいは10月の第一日曜前後に市が立って、それ以降は冬支度に入ります。
ツエルマットの町は窓辺のゼラニウムが一番綺麗な時期です。4月の末から手入れされた花が目いっぱい伸びて家々の窓辺にぶら下がってそれはそれは綺麗です。まだ片付けられていなければですが・・。

アレッチ氷河を見に行けるかどうかは現地での天候を見て決めればいいことです。　宿は開いていれば当日でも部屋はあります。フィエーシュで泊まってもいいわけですし。