JETSTARとオーストラリア

日頃日本での丁寧な接客に慣れていると、海外のそれは超大ざっぱで、
いいかげんに見えます。特に旧宗主国がイギリスの国では、庶民向け
のサービスは値段とチップに比例する傾向があり、特にLCCであれば、
そこにはアジアのキャリアほどの文化的なスマイルも期待できません。
また、いかに間違っていても非を認めたがらないない欧米文化も手伝って、
LCCでの旅は、より一層ハードなものに映ります。JETSTARは、
日本に乗り入れた初の格安航空会社にして、長距離運行のキャリアです。
しかし、カンタス系という多くの期待をよそに、そのサービスの悪さ
にはがっかりさせられます。また、本来大味な文化のオーストラリア等
よりもシンガポールやタイ、そして日本などの航空会社では、よりきめ
こまやかなサービスが標準であり、安心感もあります。特に長距離の場合
は、安さだけではなく中身にお金を払うのも一つの考え方です。また、
ローコストで有名なエア・アジアも日本に就航しそうなので、比較の対象
になりそうです。

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1件のコメント

  • ジェットスターはできれば避けたい

    JALがついにブリスベンから撤退です。これでブリスベンと成田を直行でつなぐ航空会社はなくなり、近い選択肢としてはジェットスターのゴールドコースト成田の直行便のみになります。ジェットスターは団体をとらないとのことですから、大きなグループや格安パッケージはシドニー経由で入らなければならなくなるそうです。不便ですね。
    以前、両親がジェットスターの成田ゴールドコースト便を利用してやってきました。なにしろ高齢のため電子メールでの連絡先を日本にいる弟にしておきました。出発してから1週間後くらい、帰りの便が翌日に変更されたという電子メールによる通知が弟に届き、こちらに転送してきました。びっくりしてカスタマーサービスに連絡をすると「飛行機がその日、飛ばなくなったので翌日に変更します」でした。カスタマーサービスなので理由も何もわからないの一点張りです。他の航空会社にも振り替えてくれず、振り替えたいなら自費で勝手にやってくださいとのこと。1泊余分に宿泊しなければならないのですがホテルの手配もなく、延泊分も払ってくれません。最終的には上司という人から連絡が入り、$100のバウチャーを進呈されました。後日、両親はこのバウチャーを使って孫(私の息子です)を日本に里帰りさせるのに使用しようとジェットスターに電話をしたところ、搭乗者が本人でなければいけない、チケットの名義変更をすればできますとのこと。ちなみに名義変更は1万円弱かかります。バウチャー条件には「本バウチャーは上記に記載の本人様のみご利用頂けます。」と記載されていますが搭乗者が本人でなければならないとは書かれていないとクレームしたら、「バウチャーの権利はジェットスターに帰するので記載されていなくてもジェットスターが決めたことは条件となります」という解答でした。全体的に顧客対応が高飛車な感がありひどく悪い印象を受けました。日本語カスタマーサービスはメルボルンにあります。
    ジェットスターの突然の日付変更や遅延は国際線のみならず国内線でも頻繁に発生しています。また、チェックインに2分遅れたため「late fee」を払わされたという例もあります。利用規約やバウチャー条件など逆手にとったビジネス方針はオーストラリア国内では悪評高いです。問題が生じた場合、ロボットのように利用規約や条件を繰り返す冷たい対応は英語、日本語とも共通しています。
    一方、2010年1月に実際に自分で利用してみました。カウンターでの対応も機内スタッフの対応も問題ありませんでした。ただし、着陸時に特に天候不良もないのにかなり揺れたのでパイロットは外れだったようです。復路も揺れました。次回からはシドニー経由でカンタスを利用する予定です。

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