必要以上に怖がることはないですが、気をつけましょう 場所によります。場所とは都会か田舎。都会の中でもエリアです。 気をつけるのは都会での夜間(夜中に近い)と昼間の休み時間です。 人の歩きが途絶えますので、この時間帯は男性でも気を抜けません。 昼間の休みはイベリア半島やイタリア半島に特異的なことですが、 他の欧州でも人の歩いていない場所での夜間の一人歩きは危険極まり ないことは同じです。 危険な国である米国ほど安全性=価格ではありません。 むしろ立地だと思います。どのような高級ホテルでも、繁華街から、 または駅からホテルまでが人通りの少ない危険地帯なら、むしろ、中 心地の安宿のほうがずっっと安全です。大昔、バルセロナで泊まった 安宿がランブラス通りから少し入った危険地帯だったということが、 あとでスペイン在住の知人から言われてわかったのですが、そのホテル の主人と掃除のおばさんに、「あのレストランに行くときは、鞄を 隠して、帰りには酔った顔を見せてはいけないよ。」真剣な顔で注意 されました。ランブラス通りから数十メートル入っただけなので、 ホテル自体は危険とは感じなかったのですが。ただし、シャワー共同 ともなると、夜中に一人で浴びる訳で、やはりある程度料金が高くても 設備の充実したホテルのほうが良いでしょうね。安宿の場合の安全性 を見極めるのは、かなりの経験がものを言うので、初めてならば素直に 価格も良いところを選ぶべきかと思います。 この国がある半島も、夕食が遅いのが、女性一人には厳しいものがあり ます。折角食事の美味しい国なので、毎晩ファーストフードとか、スーパー マーケットで購入した総菜とかでは勿体ない。そこで、ランチをきっちり ととる、または、夜はホテルに近いところ(逆にそれを条件にに選ぶ)に 決めるとか、とにかくくらい夜道を歩かないで済む方法を選ぶことです。 これもどの国でも同じなのですが、最後は自分の注意力です。悪意を持った 人に、「こやつすきがない、できるな。」と思わせることです。