10/06/06 21:04

馬に関してだけ・・・

本気で乗馬をなされている方もいらっしゃると思うんですが、初心者同様の僕の経験から・・・

僕は、父親が馬が得意で(鞍無し手綱なしの裸馬でも乗れると豪語する人でしたから・・・)子供の頃に何度か父のツテで『牧場の馬』に乗った事があります。

観光地の馬は、事故が起きた時の責任や保障や保険の問題などがあるので、ちゃんと『走らない馬』を選んでいるらしいです。
一度、日本から来た同僚たちが馬に乗りたいという事で観光地の乗馬ツアーに参加した事があるんですが、参加者数人に指導員(付き添い?)一人で、平地だけではなくて30度を越える坂を下りたり登ったりを含めたコースを結構乗りました。
でも、馬たちは同じコースを同じ速度で毎日(?)周り慣れているので、『俺たちゃ、これでメシを食ってるんだから・・・」とでも言いたそうに、無表情で淡々と歩いていました。
僕は結構走らせたいという衝動に駆られていたのですが、なんせ列になってトコトコ歩いているので自分だけ勝手に走らせるわけにはいかないし・・・・。
指導員が何かの用で先に行った時に、馬が勝手に追いかけていったフリをして走らせてみたのですが、「走っても良いのかなぁ?」という表情で軽く駆け足する程度で、やっぱり本気では走ってくれませんでした。
観光地の馬は、乗り手に関係なく(馬は乗り手を読むと言いますが)いつも同じ速度で同じコースを回るように『しつけ』られているようです。

でも、初心者の方には結構面白いと思いますよ。
馬の上下と自分の上下が段々と合わなくなって来て、しまいに馬の上下と自分の上下が正反対になってしまうと、鞍が上がった時にお尻が下がるので、一歩一歩がお尻が激突して痛くなりますから(笑)、上手く馬の上下運動にタイミングを合わせて乗れるように気をつけると良いと思います。

bigbeerさんがオートバイに乗れる方でしたら、オフロード車でソロバンを越える時のお尻(ひざ)のタイミングを応用すると、馬の上下と自分の上下がミスマッチになって鞍でお尻が突き上げられるというのを避けられるのですが・・・。
鞍は、クッションが無いから結構痛いです(笑)

イエローストーンがどんな馬を使っているのかは全く判らないのですが、観光地の乗馬ツアーですから、どんな人が乗るか判らないので、乗馬クラブや牧場のような馬を使っているとは思えません。
安全面では多分大丈夫だろうと思います。
自動車教習所の教習車にZとかカマロとかのスポーツカーを使わないのと同じと思います。

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1件のコメント

  • 退会ユーザ @*******
    10/06/06 22:23

    納得!

    そうですよねぇ、と、納得し、少し安心しました。国立公園で乗馬のツアーを何度か見かけて、うらやましく思っていました。今回は少しゆっくり時間が取れそうなので、思い切って挑戦しようかな、と思って。

    回答を読ませていただき、なるほど・・・という感じです。観光地ですし、おとなしい少し年寄りの馬を“ならし”てあるはずですよね。

    よく「お尻が痛くなる」と聞きます。上下運動をうまく馬のそれと合わす、ということですね。私は原付に免許しかないので、オフロードバイクの乗り心地はあまり分かりませんが、そのアドバイスをできるだけ実践して、乗馬を楽しんできます。

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    10/06/07 04:38

    リックを背負って走った時

    > オフロードバイクの乗り心地はあまり分かりませんが

    誰もが一度は、背中にリック(バックパック、デイパック)を背負って(徒歩で)走った時にリックをしっかり体に固定していないと、背中のリックと自分の動きが逆になって背中でリックがポンポン跳ねるというのを経験された事があると思うんです。
    (ウエストバッグをタルタルに締めた程度で腰から下げている時に走るのも似てますよね)

    これ、そのまま走り続けると自分の上下にリックが一瞬遅れて上下して、それが回を重ねるごとに増幅されて正反対(自分が上がった時にリックが下がる)になるという悪循環になってしまうんです。
    (子供を背中に背負って走った時も一緒なんですが、あまり子供を背負って全力で走る事は無いと思うので・・・・)

    リックの下の部分(自分のわきの下付近)を両手でしっかり引きつけて自分の体に密着させると走りやすくなります。
    ウエストバッグだと、手で固定してウエストバッグの動きと自分の動きがマッチするようにしてやると、荷物を持ってる事を意識しないほど走りやすくなります。
    (子供の場合は、背中の子供がちゃんと自分の動きに合わせてくれると背中で子供がポンポン跳ねずに走りやすくなりますけど、子供の頃から親の背でその技を取得しているような子は将来乗馬やオフロード・ライダーの名手になれるかも・・・・笑)

    乗馬の場合は、リック(背中の子供)が自分で、背負って走ってる方が馬なんです。
    リックが背中でポンポン跳ねて走りづらいのと同じで、馬も「やだなぁ・・・こいつ・・・邪魔や・・・歩き(走り)づらいやんけ・・・」なんて思ってるんですよね。
    背中の荷物(bigbeerさん・・・笑)が上手く自分のリズムと合わせてくれると歩き(走り)易いので、馬も機嫌よく言う事を聞いてくれます。

    観光地の馬は、ストレスが溜まっていると噛む馬や蹴る馬がいるかも知れません。顔色を見てストレスが溜まっているようだったら後ろに回らないように・・・・(後ろ足で蹴りますから)
    首を激しく8の字に振ってる時も嫌がってる時が多いですから、あまり「どうしたの?」とかって自分の顔とかを近づけない方が良いかも知れません。(もっとも、激しく顔を8の字で振ってると、つばが飛んでくるので汚いですし・・・笑)
    馬って結構臆病で人見知りなんですが、目よりも『首筋の表情』でなんとなく、嫌がってる・人見知り(警戒)してる・シカトしてる・安心してる(くつろいでる)とかの雰囲気が読めるようになりますよ。

    背負われ上手なリックになって(笑)、楽しまれて下さい。