Re: アニヴィエ谷

スイスっ子さん

アニヴィエの谷の一番奥がチナールで、きっとスイスの有名観光地も昔はこんなところだったんだろうなと思える素朴観が残っている村です。 お客さんのほとんどはスイス各地の都会の子供たちのいわゆる林間学校ご指定地のようです。ソルボア展望台も静かな草のテラスでツエルマットのスネガ展望台から見るチナールホーンのちょうど裏側、少し歩いたところから見えるマッターホルンは、これまたエッと驚くユニークな姿ですが
このハイキングコースも前後に人の姿は・・・多分見ないでしょう静かなところです。

この深い谷の真ん中・・といってもかなり奥の谷をバスを乗り換えて右に入った高台がグリメンツの村。小さなかわいい山奥の村・・というところ。 サンリュックはその少し手前を左奥の山肌に引っかかった村でここからのハイキングはローヌの谷を見下ろす高台へ戻る形です。辛口の言い方ですが、惑星の道なんぞというモニュメントで客寄せをしていますが、もともと素朴なハイキングルートですからこんなものは無くもがなといささかへそ曲がりなことも言いたくなります。

深い谷の一番奥に3つに分かれた高みの村で、それぞれは乗り換えで行かなければならないうえ、それぞれ少なくとも半日のぶらぶら歩きが必要なので1泊2日では多分せいぜい2箇所でしょう。2泊別々の場所に泊らないと楽しめない気がします。

それぞれの情報は スイス観光局のHP www.myswiss.jp のエリアをご参照ください。

スイス内をあちこち歩きましたが、その中でも素朴な村の感じが残っている谷という気かがします。

ここを訪れたのは高校時代の山仲間と一緒で、アオスタから車をチャーターしてグランサンベルナール峠越えで来ましたが、イタリアの荒っぽい運転手のお兄さんが、シエールからこの谷に入ったとたんにオシャベリが止まり、サンリュックへの入り口でうれしそうに着いた・・と宣言した後、目的地チナールがもっと先とわかったときの見るも気の毒ながっかりした顔が今でも目に浮かびます。

谷の入り口からしばらくは谷底を覗き込まないほうが・・・いいですよ!。

つまりそれだけ、ローヌの谷の隠れ里ですから・・。

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1件のコメント

  • Re: Re: アニヴィエ谷

    ぼうふらおじいさま

    早速お返事いただいて、まるでラブレターのお返事をもらったごとく、喜んでおります("▽"*)


    高校時代にもう、その地に足を踏み入れていたのですか!!!
    さすが・・・ぼうふらおじいさま。

    運転手さんも、その峠越えは想像を絶するまでの奥地だったのでしょうか??この秘境は、果ての果てに位置するイメージがなんとなく、してきました。でも人里はなれてゆっくりしてみたい我々にはぴったりかも・・・(^m^)


    おかげさまで、旅行行程会議により2泊3日をこの秘境で過ごすことにしました。

    スイス政府観光局のHPの写真でなんとなくこの秘境の雰囲気もつかめてきました。

    このHP,以前より情報に厚みが出てきましたね。

    ぼうふらおじいさまの情報を頭に叩き込み、この秘境での過ごし方を掘り下げて検討して行こうと思います((φ(..。)

    ありがとうございました!

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    謹んでご訂正申し上げます・・。

    スイスっ子どの

    いえいえ高校時代に出かけるなんてそんなだいそれた境遇に育っておりません。

    高校時代の山(といっても今でゆうハイキング程度、なにしろ当時は最寄り駅から麓までも歩きですから)仲間と40年近くたって復活したグータラ山歩きです。

    もうひとつは 谷は確かに深い・・少し行くとそこはイタリア国境の氷河に行き当たります、ですが、レスに書きましたのはこの谷の入り口の谷底の深さなのです。まるでバンジージャンプが出来そうな深さです。しかも満足なガードレール・・・もない。

    この州の旗は13の星ですが、この数は加盟している谷・・の数だとか・・。以前はまったくの独立体だったんだとか・・。