スイスで購入するスイス→フランス鉄道チケット、フランス発帰路の刻印は必要？

スイス発行の切符が仏国鉄の刻印機にかかるかどうかによる

こんにちは

フランス国鉄の刻印機は、切符と切符じゃないただの紙との区別をします。ただの紙を入れると、ピーと音がして「間違いの切符が入っています」という意味の表示をします。
（切符であるかどうかを認識するのはどのような機構によるのかは知りません。仏国鉄の切符の裏には、幅15mm程度の磁気ストライプが塗布してあります。切符が入る20mm程度の所には模様はあるが文字等はありません。）

スイス国鉄は駅での刻印の仕組みはなく、車内検札方式なので、機械に読ませる方式が異なると思います。

スイスの切符の大きさは（スイス国内で乗る切符しか使ったことはありません。国際的に仏まで走る切符が国内のものと違うかどうかは知りません。）長さが仏国鉄の切符の半分ぐらいで幅は仏のそれよりちょっと幅が小さい程度です。、機械には長手方向に入れれば入りますが、刻印機が正常の切符と認識するかどうか、不明です。

さて、
仏で買ったストラスブールからコルマールまでの切符と、スイスで買ったコルマールからインターラーケンまでの切符を連続で使う場合の刻印についてですが、
ストラスブールでその2枚の切符を順に刻印機に入れて、両方とも刻印されればそれで良いし、スイス発行の方が刻印されなければ、そのまま乗ればいいでしょう。
ただし、仏の刻印機は不調のことが時々あり、一回の不調だけで刻印されないものと判断すると慌て者の間違いをする恐れがあるので、刻印されないときはそのそばにある別の刻印機で再確認することをおすすめします。

刻印が出来ない切符なら、車掌もそのような乗客は何度も見ているだろうし、了解するでしょう。駅の係に何か証明してもらうようなことは考えなくていいと思います。


ちなみに、
仏国鉄で、繋がった二枚の切符で一行程に乗る場合、途中で乗り換えがあるかないかには関係なく、最初の駅で二枚とも刻印して何ら問題ありません。
仏国鉄の決まりでは、
「切符は列車に乗る前に刻印しなければならない」
となっていて、駅がどこであるかは規定されてなく、とんでもない遠い駅でなければ（常識的な範囲の駅なら）、検札した車掌も疑問を挟まないと思います。


参考までに

刻印の考え方

周遊きっぷは使い始めるときに乗るときに刻印。

往復切符は「往」と「復」の２枚の切符です。

国境をまたいでも１枚の切符は１枚です刻印はその１枚の切符を使う直前に。

成功を祈る！