細かな指摘になりますがご容赦の程・・ GGA02757さん 昔ちょっとモータにかかわっていましたので、気になる点指摘させていただきます。 >サイリスタチョッパーのない時代の交流給電や交流 チョッパーは直流電動機の速度(電圧)制御方式です。 例えばDC1600Vを短時間で50%オン、50%オフ(チョップする)させると電圧は1/2の800V相当になります。 サイリスタチョッパーは、サイリスタで直流をオンオフさせますので、交流電動機の制御には使用できません。 サイリスタを使って交流のオンオフ時間をゼロボルトからの位相で制御することで直接交流電動機を制御します。 サイリスタはオンさせるのは簡単ですが、オフさせるには交流では簡単ですが、直流ではオフさせる回路が必要になります。 最近700系では、制御素子は大電力を扱えるIGBT(トランジスタの一種)を使ったインバータ回路により交流モータを直流モータ的に制御する方式です。 クドクなりましたが・・・
にわか勉強 (その1) 急遽、勉強しています。 まず、給電の問題と、モーター駆動の問題とを分離します。 そのためには、交流専用の電車の駆動制御について調べ ればよいわけです。 格好の対象は、国鉄711系電車 です。これは、学生時代に、 新車に乗りました。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%89%84711%E7%B3%BB%E9%9B%BB%E8%BB%8A 上記ページには、位相制御によりコントロールする様子がアニメ で説明されています。(わかりやすい!) サイリスタ連続位相制御(2分割)の回路(上図)と動作(下図) サイリスタT1とT2を順に位相制御し電圧を連続制御する 納得。 で、教えてください。 この電車は、近くを走っていません。加速するときは、首都圏 200系のようなトーンの変わる制御音が聞こえるのでしょうか。 スイスの登山電車は、200系とおなじ音を出していました。
一部訂正 >まず、給電の問題と、モーター駆動の問題とを分離します。 例に挙げて頂いた711系がちょうどよかったです。 給電は交流ですが、電動機は直流ですね。 交流電動機を単なる位相制御で駆動すると、起動トルクが小さいので、書きながら自分で疑問もあったのですが、間違えていました。 >この電車は、近くを走っていません。加速するときは、首都圏 200系のようなトーンの変わる制御音が聞こえるのでしょうか。 首都圏の200系とは例えばE209などだと思いますが、何度も乗っていますが、済みません、トーンを気にしたことが、また気になったことがありません。 なお、この電車は直流給電で、電動機は交流電動機、駆動方式がVVVF(可変電圧可変周波数)インバータです。 電車で加速時に音程が顕著に変わるのがDCチョッパー車です。 関西では阪急(だいぶ昔です)、大阪地下鉄などです。 また記憶では100系新幹線の電動車両の車輪の上の座席は結構モータ音が聞こえました。 >スイスの登山電車は、200系とおなじ音を出していました。 こちらも景色を見るのに必死だったため、全く気づきませんでした。