10/05/30 02:10

5) スペイン・バスク地方に足を踏み入れることになったが、、、(つづき)

うーむ、どこかでワインをスペイン語で何というか、仕込んでこなくちゃ。
早々に店を出て、少し歩いてみると、観光案内所があった。
ここで、スペイン語でワインをなんて言うか、聞いて紙に書いてもらった。
さてと、次のBARへ入った。
(この町には、BARは2軒、ほかには、食料品店1軒、カフェ1軒のみあり、開店中。)

次のBARでドアを開けて、「ボンジュール」と言ったら、「オラ」と返事が返ってきた。
さっきよりちょっと反応がよさそう。
食べ物を頼んで、「ヴィーノ(ワイン)」と言って、赤ワインはなんて言うのか、書いてもらった紙を見ようとしたら、女将さんの方からすかさず「ヴィーノ ティント?(赤ワインか?)」と聞いてきた。
こちらの女将は最初の店より外国人の扱いに慣れていそうだった。

両店とも料理は総じておいしい。中でも、ムール貝をすりつぶすか何かして、ジャガイモに混ぜてコロッケに揚げたものは、味、風味、共に秀逸だった。
ハムを入れて、厚めのホットケーキの形に焼いたものも、生地に何か入れて独特の味付けがしてあって、ハムの塩味と合い、なかなかのもの。
いくつか食べた中で、この2点は、また食べてもいいと思わせるものを持っていた。
(日本と大して変わらないものもあったが。)

しばらく歩いたが何もないので、カフェでバスを待って、この町に3時間ほどいてフランスに戻った。
カフェのお兄さんは、仏語は少し分かるようだった。
(この町はフランスとの交通があるので、仏語が多少分かる人がいてもおかしくはない。)

ここのバスの通る道は、コンポステーラに向かう巡礼道のようで、バスの中から、行きと帰りでそれぞれ4~5グループ巡礼者を見かけた。(行きと帰りで同じ人を見たのもあるかも知れないが)

それにしても、スペインの田舎は、英語はあまり通じないというのは本当のようだった。

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2件のコメント

  • Re: 5) スペイン・バスク地方に足を踏み入れることになったが、、、(つづき)

    こんばんは。

    私も2006年にカンフラン経由でスペインのハカまで行きました。
    ハカから戻り、オロロンまでのバスの乗り換え時、時間があったのでカンフランのBARでオムレツを食べたのですが
    ほんの少ししかフランス語が通じなくて、国境近くと言ってもスペインなんだなぁ、と実感したものでした。

    ちなみにそのBARの名前は「ASADOR LA BRASA BAR」です。
    オムレツはガラスのケースに入っていたので指差しで注文です。
    他のテーブルで一人で食事をしている女性がいたのを見ていたのですが
    なんと彼女がオロロン・サント・マリーまでのバスの車掌でした。

    食事後も時間が余ったのでお土産物屋でチュロンとかいう菓子を買って帰った記憶があります。
    アーモンドとヌガーをチョコレートでコーティングしたもので、美味しかったです。

    私も5月の連休を利用して行ったのですが、かなり寒く山には雪が少し残っていて
    そのお土産物屋にはストーブが入っていました。

    カンフランの廃駅はガラスが割れたりしていましたがその横で足場が組まれ工事中でした。
    もう改修は終わっていましたでしょうか?

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    10/05/31 07:34

    abeille さん

    こんんにちは レスありがとうございます。

    線路の向こう側に長いきれいな建物が見えており、駅舎ではないかと思ったのですが、
    文字が何もなくて不思議な建物だという感じでした。
    使われている駅舎は線路の手前らしく、垂れ幕が下がっていたりしていました。

    入り口のフェンスの中から覗いただけなので、具体的には分かりませんが、
    工事完成直後だと解釈すると、納得できる感じがします。


    オロロンサントマリーからカンフランのバスは、私が乗ったときは、ワンマンバスで、車掌は乗務していませんでした。
    客が少ないので、車掌の乗車は不要として、止めたのかも知れません。


  • (^O^) Bienvinido a Pais Vasco (lll)

    Mamoruさん、Hola♪
    13か月ほど前、両バスク超えで、お世話になりました。
    今回このルートだと、ぎりぎり火山灰による、空港閉鎖には引っかからなかったですか?
    聞いてくれれば、アドバイス出来たのに・・・・

    Bayonne~Hendayaは、スペイン語は殆ど通じず、クマりましたね。
    今回はその逆ですね。バスク人(スペイン人と言うと怒る!)にも、英語は通じません。

    >厚めのホットケーキ

    Tortilla de patataか、Tortilla de patata con jamonじゃないですか?
    バスク人の作る方が、しっとりとしていて、わたしは大好きです。
    Pimienteの中程度のスパイスを、隠し味?にけっこう使ってますね。

    あと、ここはワインの生産地、Riojaに近いので、Vino Tintoは美味しい筈だし、
    ボトルで出さなかったですか?Blancoより、こくがあり、黒に近い赤、というのが
    特徴で、チョコレートにも合うんです。

    しかし、フランス語でワインって、Vin(ヴィン)でしたっけ?かなり似ていると思ったんですが?
    フランス・バスク地方の、チャコリも別の味わいで美味しかったですね。

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    10/05/31 00:03

    旅クマさん

    こんにちは レスありがとうございます。

    今回、ピレネーの国境地帯へ行く予定はなかったのですが、ポーの町で山が雲に隠れているので、
    晴れるかどうか分からないのを待つより、近くへ行ってみようか、と言う発想で、その時思い立ったのです。

    英語か仏語を話すか聞いたときの返答で、「カステリヤーノ、ウ、xx」のxxは、聞き取れなかったけれど、おそらくバスク語だと言ったのではないかと思います。

    グラスワインは、壜で注いだかどうだったか忘れました。でも、グラスはフランスのそれより大きめで、普通、フランスのレストランでワイン用は小さめ、水用は大きめのグラスをおいていますが、水用のグラスと同じ程度の大きさでした。

    赤ワインは、ずいぶん黒い色でしたね。フランスでもピレネー地方では比較的色の濃いワインを産するので、それと似た色なんだろうと思っていました。

    ワイン一杯の値段は、1.5ユーロ程度だったと思います。フランスの半分以下程度ですね。総じて、スペインの田舎は、食べ物の値段が安いのかも知れません。


    駅の金網のフェンスに、何百と、色とりどりのリボンが結びつけられていたけど、あれは何なんでしょう。
    日本でたとえて言うと、お宮さんでおみくじを数多く結びつけてある状態と言ったらいいのか。
    名前か何か字が書いてあって、駅の方から来た中年女性の二人連れが、そのリボンを手で広げてみて、見ながら何か話していました。