4) スペイン・バスク地方に足を踏み入れることになったが、、、 フランスのボルドーから南に下ったピレネー山脈の麓にポーという町がある。 ガイドブックによると、遊歩道からピレネー山脈がよく見えるとのことだったが、到着した当日は曇りで、中腹は見えるが上部は雲の中だった。天気予報は、午後から晴れ間となっている。 また、ガイドブックによると、ポーからオロロンサントマリーへ電車で行くと、そこからスペインのカンフランへ行くバスがあり、山が迫って見える、と書いてある。で、行ってみることにした。 カンフランに着いたが、けっこう寒い。残雪がある。 (見える山の標高は2000mくらいか。大した山じゃない。) 昼前に着いたが、寒いし食事とトイレを何とかしなければ、、、。 この日は日曜日で、レストランが1軒あるが閉まっていた。それで、BARと書いてある店のドアを開けて入った。 「ボンジュール」と声を掛けたが、中にいる人からは、はかばかしい返事はない。 「英語かフランス語を話しますか」と仏語で尋ねると、店員らしい男が、「ノン、カステリヤーノ、ウ、xx」との返答。xxは聞き取れなかったが、英語、仏語は話さないらしい。しばらく沈黙。相手はこちらを無視して客と話している。 「ジュ マンジュ(仏語で、私は食事する)」というと、店員の一人の男が「マンジェ?」と反応した。 「ウイ」というと、カウンターの上の料理を指さしてスペイン語で何か言っている。また、値段ボードをさして、何か言っている。 私は、カウンターの中の料理を指さして、それを出してもらう。 相手が、飲み物は何にするのかとの仕草をするので、「ワイン、、、、レッドワイン」と英語で言ったが、キョトンとしている。英語は通じないようだ。 「ヴァン ルージュ(仏語で赤ワイン)」と言ったら、しばらく考えてオレンジジュースを出してきた。「ノン、ノン」 「ローミネラル(仏語でミネラルウォーター)」と言うと、「アクア?」と聞き返してきたので、「ウイ」と言ってそれを受け取った。 トイレをすませて、ミネラルウォーターで料理を食べたが、意外に美味。 ビールは、おそらく万国共通だろうが、寒かったので、飲む気はしなかった。 (長くなるので、次のレスに分割します)
Re: 4) スペイン・バスク地方に足を踏み入れることになったが、、、 ピレネー山脈はヨーロッパの屋根ですからねぇ。 バスク地方のフランスしか知りませんが、スペインバスクではこんな感じなのですね。ヴァン・ルージュがオレンジジュースですか。うーん。Mamoruさん、これこそ旅の醍醐味!
あず~るさん こんにちは レスありがとうございます。 最初のBARの人は、 赤ワインの仏語「vin rouge」の最後の音「ジュ」を聞いて、仏語のジュース「jus」の発音が「ジュ」だけなのを知っていて、ジュースが欲しいと言っていると判断したのではないかと思っています。