そう、先日のあの地震の時、私は長野にいた。・・・「長野-大宮」指定席を予約した回数券を持って、初「はくたか」に乗ろうとしたのだけど、金沢から来る電車を待ってられない。「あさま」の自由席に飛び乗ったのだが・・・詳細はそれだけで武勇伝(?)になりそうだが、結局家にたどり着けず、赤羽で前進を断念、そのまま駅前のネットカフェに向かった。赤羽に着いたのが、0時40分頃、遅れに遅れた国府津行きの電車だったが、国府津には一体いつ頃着いたことやら。・・・
大宮駅の新幹線改札では「二時間遅延」の証明書をもらった。これと切符を持っていけば、どこのみどりの窓口でも特急料金を払い戻してくれるとのこと。特急2時間遅延ルールによる払い戻しはかれこれ20年ぶり、くらいではないだろうか。が、よくよく考えてみると。・・・
長野-大宮の指定席料金は3110円(通常期特急料金)+3350円(乗車券)=6460円であるが、回数券だと一枚あたり、5910円になる。私は金券ショップでバラ売りで買ったのだけど、5750円で入手していた。だが、
1.たびたびこの板でも議論してきた(?)が、回数券というのは一種の包括料金で、そこから特急券分を払い戻すことをやってくれるのだろうか?(かの「時刻表」を見ても、割引切符の類は駅で聞いてくれ、となっていて明示されていない。)
2.さらにこの回数券は、誰かがクレジットカードで買ったものを金券ショップに持ち込んでいるものである。(金券ショップで「現金で買ったチケット」を売ってることは滅多にない。)払い戻しをしてくれるとしても、「クレカの口座に戻しますので、購入時のクレカをご提示ください。」と言われたらおしまいである。
翌日曜日、問題の回数券と遅延証明を握りしめて、某駅のみどりの窓口に行った。上記、1,2の話が出てきたら、正直諦めよう、と思っていた。自分の番が来て、恐る恐る一式を出してみたところ・・・マニュアルもちょっぴり調べていたが、何と3110円をキャッシュで払い戻してくれた。
話としてはこれだけなのだけど、この某駅の対応は「正しい対応」なのか・・・やや不思議に思いつつも、赤羽のネットカフェの「五時間パック」分は十分取り戻したから、まあいいか、ということにしている。