10/05/24 06:26

Re: インターネットの安全性

ぽちさん、こんにちは

僕がオンライン・バンキングを始めたのは15年ほど前でした。
(『だから詳しい』という意味ではなくて、『長い間頻繁に使っている=被害に遭う確率も高いはず』という意味です)

当時は、DOSの専用プログラムを使うシステムで、オンラインバンキングどころかコンピューター自体がまだ今ほどに一般家庭に普及してはいなかった頃で、オンラインからチェックを送ると「あんた、銀行に勤めているのか?」なんて尋ねられるほどでした。

僕がチェックを郵送しないのは、クレジットカードでの支払いが多いだけではなくて、個人に何かを支払う場合もオンラインバンキングで紙のチェックが相手に郵送されるので、自分で郵送する機会がとても減ったんです。
(切手代が節約できるだけじゃなくて、オンラインで送られるチェックが遅配・未配になると、銀行が相手にお詫びの手紙を書いて再送してくれるんです。全て無料です)

最近は、ショッピングも『オンラインでオーダー&支払い、ストアでピックアップ』をする事も多いです。
(車のパーツ屋さん、カスタム・ユニフォーム屋さんなど)

過去15年間で、
* フロリダのHiltonで、隣の部屋の人の電話代が僕の部屋にチャージされていた。
 この時は、フロントでカードを渡し、フロント係がインプリントしてフォルダに挟んでいました。人的なミスだと思われます。

* 使った覚えの無いチャージがいくつか付いているので問い合わせてみたら、近所のガソリンスタンド、ピザ屋さん、10マイルほど離れた隣町のラマダ・イン、靴屋さんなど、数日間で8件ほどの不正使用を発見しました。
ガソリンスタンドでは、給油機にカードをスライドさせていますし、ラマダ・インではカードをフロントに渡してサインまでしています。
つまり、犯人は物理的に僕のカードを持っていた事になるわけで、丁度カードの期限切れの数ヶ月前でカード会社が新しいカードを送って来た時に、郵便の誤配かポストからの盗難で他人の手に渡ったものと思われます。

* Coco's レストランで食事の後、レジの女性がカードを読み取り機に通し「あらっ?変ねぇ・・」と言いながらもう一度通し、今度は「なぁんだ・・・紙が切れてるのね・・」とロールペーパーを入れ直してまたスライド・・・・。
案の定、月末に3つのチャージが付いていました(笑) 勿論、人的ミスです。

* ほとんどカードを使わない隣の家の友人が、他州の知らない店からの請求が来て「もう二度とクレジットカードなんて使わない!」と言っていましたが、彼がその前にカードを使ったのはホームセンターで買い物をして、目の前でカードを渡した時だけ。
これも、物理的にカード番号が悪意の第三者に渡ったケースでした。

* クレジットカードでは無いのですが、10年ほど前に10日ほどの出張から帰ってきてガス・電話・カードなどの支払いをまとめて10通ほど一緒に郵送しました。 数週間後に一社から『支払い未納につき、Late Chargeと利息』の再請求が来たので不思議に思って他の支払いを調べてみたら、同じ日に郵送した支払いが全て未納でした。(郵送事故と思われます)
結局、その日チェックを郵送した10社ほどに対して、Late Fee、利息、ペナルティ、銀行にチェックの支払停止手数料(各$10)で、結構な出費になってしまいました。それ以来チェックを郵送するのはやめました。

* 犯人は捕まったのですが、銀行窓口で本人を僕の家族として名前とサインを登録し、後日(多分テストの為)当座(Checking)から数百ドル、普通預金(Saving)から2万ドルが引き降ろされていました。
この犯人は他の支店数行でも同様の犯行をしていて、内部犯行では?と疑われていましたが警察はその後の捜査に関しては教えてくれませんでした。
(Wells Fargo Torrance支店です・・・ちゃんとした銀行のちゃんとした地域の支店です)

つまり、これだけ頻繁に(かつ長い間)オンラインバンキングやオンライン・ショッピングをしていて、『僕の場合は』被害の100%が物理的にカードを使われているか対面接客時で、インターネット経由での被害は未だにゼロなんです。
ただ、Citi Bankの取引先のサーバーが被害にあったので、Citi Bankが『念の為に全ての顧客のクレジットカードを変更しました』と新しいカードを送ってきた事がありますが、これは個人的にはどうする事も出来ないので・・・。

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