レポート

KLIAⅡでの乗り継ぎとエアアジアのFly-Thruについて

公開日 : 2015年03月31日
最終更新 :

関空→クアラルンプール(KLIAⅡ)→ランカウイとエアアジアを利用して行ってきました。行く前には私の質問に対し、色々な方がお応えしてくださったので、実際に行った時の様子をレポートします。

まず私が利用した便は以下の通りです。いずれもエアアジアです。
関空(11:00発) → KLIAⅡ(17:00着)
KLIAⅡ(19:25発) → ランカウイ(20:25着)

エアアジアにはFly-Thruという制度があり、これは、乗り継ぎのために立ち寄る空港では、荷物の受取りなどをしなくても良いというもの。しかしこのFry-Thruは出発地から最終到着地までのチケットを通しで買わなければなりません。最初私は名古屋出発のチケットを購入していたのですが、アエアジアが名古屋便を廃止することになってしまい、やむなく関空便に振り替えました。関空出発の便に変えたために、クアラルンプールからランカウイへの便も購入し直してくれとエアアジアから言われました。なぜならクアラルンプールでの乗り継ぎ時間が2時間30分では足りないからだというのです。

しかし、1つ後の便は1時間30分も後。これではランカウイ到着が遅くなってしまいます。クアラルンプールで2時間30分あれば大丈夫だろうという勝手な判断で、Fky-Thruなしで行くことに決めました。

さて、当日関空に行くと、これまで見たことのがないくらいの多くの人。出国手続きやセキュリティーチェックにはいつも以上に時間がかかりました。飛行機にすべての乗客がすべて乗るにも、尚且つ飛行機が滑走路の順番待ちのためにも時間がかかり、結局40分遅れの出発になり、クアラルンプールに着いたのは予定より30分遅い17:30でした。

私は荷物の全てを手荷物として持って行きました。クアラルンプールで荷物を受け取っていたら時間がないと判断したからです。また、Fly-Thruでない場合、乗り継ぎ客専用の通路を進むことは出来ないというのが本来のルールなんでしょうが、ある掲示板でFly-Thruでなくても乗り継ぎ客専用のルートで乗継できたという情報を目にしていました。私はその情報を信じることにしました。


KLIAⅡに着いた飛行機から長い長い連絡橋を小走りで進み、途中までは普通のお客さん同様にイミグレーションの方に向かいました。そしてイミグレーションの手前あたりで「乗り継ぎ客はこっちへ!」という分かれ道があり、私はちょっとドキドキしながら乗り継ぎ客用の方に進みました。乗り継ぎ客用の通路を歩いて行くと、小さな会社の受付にあるような小さなデスクがあり、そのデスクの上には「エアアジア」と書いた小さな小さな表札のようなものがありました。私はそのデスクにいたガードマンのようなおじさんに、クアラルンプールからランカウイへのボーディングパスを見せました。

そう、事前にウェブチェックインは済ませていたのです。エアアジアに乗る場合はウェブチェックインをするようにしているのですが、日本からの便の場合はウェブチェックインを済ませて印刷した用紙を持ってカウンターへ行き、そこで搭乗券をもらいます。しかし海外の空港から飛行機に乗る場合、ウェブチェックインを済ませると、そのまま搭乗券が印刷できるようになっています。エアアジアの場合、飛行機が出発する1時間前までにカウンターに行き搭乗手続きを済ませなければならないようですが、搭乗券を持っており預ける荷物もなければ、カウンターに行く必要は基本的にはないですよね。

そして搭乗券をおじさんに見せた後、おじさんはその先の方を指さしました。おじさんが指さした方に進むと、乗り継ぎ客専用のイミグレーションがありました。係員は1人しかいませんでしたがお客さんは他に誰もおらず、イミグレーションはかなり素早く通過できました。その先にはにセキュリティーチェックがあり、そこもすぐに通過出来ました。あとは国内線のゲートまで進み、ランカウイ行きの出発ゲートまで歩いて行くだけとなりました。

KLIAⅡは本当に広くて、アルファベットと番号でゲートの位置が示されています。売店のおばちゃんに尋ねながらランカウイ行きの搭乗口まで、やや小走りで目指しました。

結局ランカウイ行きの搭乗ゲートに着いたのは現地時間の18:00頃、そう関空から乗った飛行機がKLIAⅡに到着した30分後には、ランカウイ行きのゲートまで到着できたのでした!



結局、KLIAⅡではFly-Thruでなくてもトランジット客専用のルートで移動できるということが分かりました。しかしそれには、ウェブチェックインを済ませて次の飛行機の搭乗券を印刷しておくこと、そして荷物を預けないこと、という条件が加わります。また、広い広いと言われるKLIAⅡですが、上手く行けば国際線の飛行機が到着してから30分で国内線のゲートに行けるということが分かりました。

誰かの参考になればなぁと思います。

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2件のコメント

  • たいへん参考になりました

    まさに求めていた情報です。
    搭乗便も全く同じ。
    ウェブチェックインをして向かうことにします。
    ありがとう!

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  • 15/04/01 01:17

    国際線やマレーシアのサバ州やサラワク州への乗り継ぎ。

    こちらの方も気になるところですね。

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