買いましょう 多くの意見は、必ずしもデジタル一眼レフ(もどきも含む)を否定しているわけではなく、 レンタルに対し疑問を呈しているのだろうと思います。 レンタル料がいくらかは知りませんが、欧州なら7泊8日以上なので、 LUMIX DMC-G1の14-45mmで4泊5日が26680円。これに一泊1680円、35000円程度に なるのでは?型落ちデジタル一眼レフや、交換レンズが一台買えます。コンパクト タイプでも、店を探せば、高性能型(超薄型やみてくれの良いのは勧めません)の ものが買えます。 婚姻ならお試し期間が重要ですし、黎明期の50万円とかならいざ知らず、今や 激安で買える時代です。現実問題として、完成品と言われる理想なものはないの ですが、不満な点はかなり改善されています。重さはまだまだという感じでしたが、 誰も追従しないで消滅かと揶揄されていた4/3が、μタイプの登場でブレークし、 手軽に持てるものになりました。 私は、デジタル一眼レフだけで10台近く持ちました。さらに、明るいμ4/3単焦点 レンズが欲しいがために、パナソニックのカメラセットを買い、レンズだけを他社 製品に付けて、本体は一度も使ったことがありません。 これは以前に書いたことですが、私の対象は、ホテルの部屋と料理・食材です。 室内が主なので、明るい、広角、寄れるレンズなどが必要です。また、シッダルタ さんが指摘しているように、暗さに強いことが記録素子(一眼レフというよりも こちらのほうが重要)の大きさから期待できる一眼レフタイプが力を発揮します。 しかし、レストランで見るからに一眼レフは、注目を集めるし、時には雰囲気を 乱します。店側から詰問されることもありました。しかも重いので、荷物を持って の移動となります。治安のよい国や、夕食が日本なみに早い国はまだ良いのですが、 治安に問題があったり夕食が遅い国、ローマがまさにそうです、では持つ判断に 苦慮します。これが上記μ4/3になったとたん、ただの観光客が記念撮影している にしか見えないので、とても気軽に撮れるし、レンズは明るくしかも軽いという ことで、格段に楽になりました。広角に関してはそれまでは、11-22の純正にアダプターを かませていたので500gの追加。しかし、最近出た9-18mmは150g程度なので、二個持っても 苦になりません。これにリコーかパナソニックの明るく広角レンズを持つコンパクト型 をサブで持っても、総重量一キロ。 少し待てば良いものがでます。なかには惜しまれて消滅したミノルタのようなケースも あるので、なくなることもある時代ですが。そこで、いつ買うかが問題となるし、それ ならレンタルという考えも成り立ちますが、やはり買って使いこなす。これが一番。 あまりに短い商品寿命は家電量販店の戦略の結果で、私自身は反対なのですが、 新しい技術開発を牽引しているという面もあります。この結果、正直言って出た頃は おもちゃ並だったのが、今や完全に世界制覇。結局、その時に気に入ったものを 買うことが一番良いのだと思います。 レンズ交換式はレンズが命とも言えるので、これを考慮し、自分の撮影スタイルに 見合ったものを買ってください。そのための情報は巷に溢れています。国内の 日常撮影が多いか、海外での撮影重視か(私は使い分けています)なども、 決定要因です。 これもシッダルタさんが指摘されていますが、外でレンズ交換は意外に大変。 下手すればレンズを落とすし、それに気を取られて金品を取られたりします。 撮影が主体となると、付属品も増えるし、移動が多いとその管理も大変です。 私も海外に、交換レンズ3-4本、外部光源、三脚、レフ板などを持ち込んだことが ありますが、一度で止めました。割り切りが重要です。