ゴールデンパスラインの普通列車

昨年9月にモントルからツバイジーメンまで普通電車(一等、直通)に乗りました。
空いている事を期待しての普通電車の選択でしたが、予想通り一箱に数人。

モントルーからしばらくの間、ベルニナ急行のポスチアーボーアルプグリュム間と同様、レマン湖の眺めが左右に見ながら高度を稼ぎます。

この景色は険しいベルニナと違い、日当たりの良いブドウ畑の中を進むため、ベルニナとはまた違ったすばらしい景色です。

駅々で下車する地元の人・・裕福そうな人が多い・・が車掌さんや駅員さんとおしゃべりしたり・・とのどかな各駅停車の味わいがありました。

レマン湖が見えなくなった後は・・・非常に牧歌的な丘陵をトロトロと進み、眠くなるのを我慢しながら、車窓を楽しみました・・。

さてツバイジーメンで乗り換えです。
ガラガラだった普通電車ですが、ツバイジーメン駅のホームは人が一杯。
どうあやら、急行に乗った人や通勤客も同じ接続列車だったようで、シュピーツ行きは一等でも満員でした。

幸いにもこの間、車窓は唸るほどの景色ではなかった・・・と何とか四人がけの通路側に座った感想です。

おとひめさんの経路から考えると、7/4に私と逆のシュピーツ、ツバイジーメン、モントルー、フィプス、ツエルマットのコースでしょうか・・。

写真を撮影するには絶対窓が開いたほうがよいです。
カメラの角度を上手く調整しないと、ガラスに自分や車内が写りこみます。

またパノラマ車の掃除具合はわかりませんが、一般的に電車の窓は日本に比べても汚いです。

蛇足ですが、イタリア国鉄もかなり汚いです。
機関車前面は虫の死骸がこびりつき、窓は掃除が行き届いていないし、多くの車両には落書きが・・・

故宮脇俊三さんは車窓を楽しむために、窓拭き用アルコールを持参され、自分が座る座席の窓を拭いておられましたが、本当に窓を拭きたくなる電車が多かったですね。

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1件のコメント

  • Re: ゴールデンパスラインの普通列車

    内蔵介さん、コメントありがとうございます!

    追記してくださったように、今回私が乗る区間とは違うようですが、「窓が汚いかも」情報、役に立ちました。窓ふき用アルコール、真剣に考えてみようかしら(笑)。少なくとも、雑巾代わりになるタオルぐらいあるとよさそうですね。

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