レポート

イグアス周辺は異常高温地域なので要注意です!

公開日 : 2014年12月21日
最終更新 :

サンパウロ州の異常渇水は続いてるみたいで、サンパウロ州から流れて来る川の水位が下がったまま全然回復の兆しが見えません。パラナ州内を流れる川は十分水位がありましたが、ここに来てパラナ州も渇水状況で、夕方に降る雨も畑の大豆に吸収されて終了です。南マットグロッソ州でも豪雨の情報なんか聞きませんので、パラナ川本体も水位が下がってるのではないかと思われます。つまり非常にしょぼいイグアスの滝であるという状況。


そして、私が暮らすパラナ州&パラグアイ国境地域は異常高温で有名な地域で、その中でも特にイグアスの高温は酷い状況になります。イグアスの滝壺周辺で軽く40℃突破してくれますし、朝は涼しいのに午前10時くらいから30℃を突破、午後2時ころには36℃になってます。それから夕方までは殺人的な暑さで、木陰に入っても、とてもじゃないが暑さを凌ぐことは出来ません。


雪が降るぐらいの異常低温の日本から48時間ぐらいで異常高温地域に入られる旅行者の皆様方には、暑さ対策を厳重にということをお願いしておきます。時差問題もあり、若い方でも体力的に厳しい状況が容易に想像できます。ブラジル人でも一番暑い時間帯は動きませんもの。ドミトリーとかの安宿に泊まられる方々はエアコン無しも考えられますので、夜も寝られない暑さも考慮しておいて下さいませ。


ぼちぼち蚊が発生状況に在り、デング熱の流行も考えられます。虫除けは、REPERENTE ヘペレンチと薬局(ファルマシア)で言えば分かりますので強力なタイプにて防御願います。去年・一昨年ほど酷くはならない予想とはいえ、害虫の事だから油断は禁物と思います。


デング熱は1回目の感染は軽い症状ですが、2回目の感染では死亡に至ることもあるので要注意です。おかしいなと思ったら速攻で病院に行って下さい。SUS、スーズと書かれている病院では旅行者でも無料医療です。パスポートを持ってかかって下さいませ。順番待ちが長い場合はお金を払えば順番が一番先頭になるシステムなので、数時間待ちなら迷わず金を払って先頭に! 但し、救急車で運ばれた場合は無条件で先頭です。救急車搬送も無料で、たとえ100km先でも無料です。


もし、本当に緊急事態なら対処します。出来る限り面倒を見ますので連絡して下さい。



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