今から3年前に、行きもしない(?)のに、当時のスイスフランの97円というのは高すぎる、せいぜい90円くらいが適当で、それでも高いんじゃないか、みたいなことを書いていましたが、今は120円を超えているんですね。・・・・・最近、スイスに行ってる人は、ハイジみたいに食事はパンとチーズとヤギのミルクぐらいしか食べられないんじゃないかと思いますが、どうなんでしょう。・・・・・
今のスイスフランはユーロの反面教師で人気が高く、1CHF=1.2EURを超えると無制限介入=スイスフランをいくらでも印刷するので、すきなだけ買ってください、という政策を始めてしばらく経ちますが、昨日の「外貨保有高の20%を金資産で保有することを政府に義務付ける」法案が国民投票で否決されて、ちょっとはCHFも安くなるのでは・・・・上記の通り、無制限に介入すると外貨が無制限(?)に増えるので、一部を金で保有することを義務付けることで、それをやめさせよう、という趣旨ですが、よくこんな難しいことを(?)国民投票にかけるものです。と言うか、通貨の価値についての認識が、もう2%の増税をためらったため、じりじりと通貨の価値が下がっていき、国債も格付けが落ちる国の国民とそもそも違うのか・・・・。いずれにしろあんな法案が通れば、もうスイスには行けない・・・くらいCHFが高くなる可能性があったので、みんな(?)一安心でしょう。
それにしても、わが円はどこまで下がっていくのか・・・。