Guarany と聞いて真っ先に思い出すのは、

イグアスからラプラタに掛けて原住民が居ました。
トゥピーグァラ二ー族で、バンデイランテスに奴隷にされたり虐殺されたり。
今では希少民族ですが、伝統はブラジル政府の保護の下、伝承されています。

ポルトガル人でブラジルに牧場を保有している人は、かなり居ます。
ポルトガルで遊んで暮らせるのはブラジルが植民地として機能しているからでしょう。

ポルトガルで英語が通用するか?、と、上の方で書かれていましたが、
若い人が相手なら通用する確率は高いです。
ポルトガルとイギリスは400年前からの海賊協定が続いていて、
イギリスを目指す人が非常に多いです。

逆に言えば、英語が話せなくてもロンドンではポルトガル語だけで過ごせる。
数年前に夜中に路頭に迷う羽目になった時、助けてくれたのはアンゴラ人でした。
いつも宿泊するリッチモンドのホテルではポルトガル語以外必要ないし、
英語ではビタ一文まけてくれないのに、ラテン語になった途端30%オフなんてザラです。(笑)

アフリカからイギリス永住ルートが決まっていて、
アンゴラやモザンビークからブラジルで4年住み、その後ポルトガルで最低3年過ごしたら、
堂々と胸を張ってイギリスに渡れます。
海賊間の取り決めが有る様で、途中からの参加でもイケルみたいです。
従って、私も南回りのイギリス永住ルートを画策中です。(笑)
幸いポルトガルには友人も多く居ますし、なんとかなるでしょう・・・。

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1件のコメント

  • 退会ユーザ @*******
    10/04/28 23:36

    ポルトガルと他国

    シロカイーナさん、こんにちは。
    コメントありがとうございます。

    ブラジルとは植民地時代から今も政治的・経済的・文化的関係が強いのですね。
    リスボンのテージョ川の対岸にはブラジルのリオ・デ・ジャネイロのキリスト像を模して作られたものが建っていますよね。
    今はそんな時代なんだ(?!)...と思いましたけどね。

    ブラジルは2014年にサッカー・ワールドカップ、2016年には南米大陸初のオリンピック開催地。
    これから「底知れぬブラジル・パワーに世界が注目」デスよ。

    なんだか今、EU経済圏でギリシャとポルトガルが問題になっているのですが...
    ブラジルのパワーがポルトガルの助けになるようなこともあるでしょうか?

    アントニオ・タブッキのポルトガルが舞台の小説を読んでいると、よくフランス(パリ)に行くような話が出てきたので
    フランスと関係が深いのかな?と思いましたが...
    確か、軍事的(政治的)にはイギリス、文化的にはフランスの影響が強いのでした。

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    Re: ポルトガルと他国

    Eucomis sp.さん、こんにちは。

    ポルトガルとブラジルの関係は現在でもかなり深いですよ。
    ブラジルに住む民族の半数はポルトガル系だし、政治もポルトガル系主導です。

    移民は全員外人登録証を持たないといけませんが、ポルトガル人とそれ以外は色も大きさも違います。
    色んな面で超優遇されているのがポルトガル人ですね。
    ブラジル人も出身の大半は欧州ですので、欧州に一定期間住めば自動的に本国帰属になれます。
    実際に私の周りには宗主国パスポートで二重国籍取得に成功した人が多く居ます。

    ポルトガルはアフリカの旧植民地にも強くて、ビザなし渡航が可能です。
    アンゴラやモザンビークにも簡単に行ける様で羨ましいです。


    > 「底知れぬブラジル・パワーに世界が注目」

    ま、医療と教育が無料なのは助かりますけどね。
    年金も国民全員に保証されていますし、支給年齢も日本より遥かに早い。
    現役時代と引退してからの豊かさの違いが日本とブラジルの違いでしょうか。
    どちらが好きかは人それぞれですね。


    > ブラジルのパワーがポルトガルの手助けになるようなこともあるでしょうか?

    50年後、100年後の世界情勢を睨んでの国家作りとルーラ大統領は仰っていました。
    実際に現在の世界情勢は、日米英が同時破産なんて囁かれ、新興国に牽引され、
    従来の思考では立ち行かない状況になってきました。

    ポルトガルはブラジルを植民地にしてから現在も独立国に対する姿勢ではなく、
    搾取を続けている様に見えますが、ブラジル政府がポルトガルに協力する確率は高いでしょうね。


    世界初飛行に成功したブラジル人、サントス・ドゥモンもフランス・パリに留学していました。
    パリのカンポ・デ・マルテにて、2000人の観衆の目前にて初飛行に成功しました。
    日本では、ライト兄弟が初飛行したと教えられていますが、
    彼らは山の斜面から谷底に飛び降りただけで、観衆もゼロ、確認できない初飛行でした。
    その為、初飛行機体をスミソニアン博物館に寄贈を申し出ましたが、断わられました。

    サントス・ドゥモンを称える博物館が、ミナス州にあります。
    『カーザ・デ・カバングー』 という空軍が管理する公園施設です。
    初飛行に成功した、14Biz(カトールジ・ビス)が展示されていますよ。

    この近くには、独立の父、チラデンテスの博物館も有ります。

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