10/04/10 06:48

運転

Haruyuさんが、どんな車を借りられて何人でどんな予定で走られるのか判らないのですが、運転に関して余計かも知れないアドバイスを・・・・。

LAは、他州のアメリカ人ですら運転するのを嫌がる街です。
ひとつには、高速(Freeway)があまりにも多くて複雑な事。
車線数も多く(最低3車線⇒少ない。普通は4車線以上、多いと7~8車線)
インターチェンジ(分岐)も、右2車線がXXNorth,真ん中2車線がYYSouth、左2車線がZZ Eastなんて分岐もざらです。

防衛運転のコツは、一番右(出入りする車が多い)と一番左(追い越し車線、速度の速い車が多い、ゆっくり走ると邪魔にされて嫌がらせを受ける)を避けて、3車線なら真ん中車線、4車線なら右から2番目か3番目(速度によって)を選ぶ事がコツです。

事前にコースを把握しておき、自分の目的の出口ランプが標識に表示され始めたら右から2番目に車線変更を開始し、次の出口として表示されたら一番右車線を走行。
(出口が近づいてから一気に3車線変更して出て行くのは命がけです)

市内でも郊外でも、70MPH(112K/h)から急に30MPH(48K/h)に急減速なんて事が結構頻繁にあります。
(反対側の事故を見る見物渋滞とか、自分の側の故障車とか・・・)

市内の高速の多くの路線には、黄色線で区切られてひし形マークが付いた「Car Pool lane(HOV Lane)という車線が有り、渋滞と公害対策の『2人以上乗車している車専用車線』ですが、黄色線は越えられません。
白の破線になった時しか車線変更(出入り)出来ないので、慣れない街では避けた方が良いかも知れません。
(地元の僕らでも、慣れない路線だと「えぇ~っ・・・次で出なくちゃいけないのにまだ黄色線で出れない・・・・」という事がよくあります)

郊外は結構飛ばしています。
でも、ご自分の力量に合わせた速度を維持するのが安全に繋がります。
追い越し車線(左側)を、制限速度走行で塞ぎ続けないように・・・・(邪魔にされて、かえって危険です)
大型車の後ろを走る時は常に車間距離を必要『以上』に取り続けるように・・・。
市内でも郊外でも、大型トラックの左右を併走時は自分が死角に入っている(トラックから見えていない)可能性を充分に認識して極力大型車の左右併走は避けた方が安全です。
(ミニバンの横や真後ろに三輪車が居る状況を想像すると判りやすいと思います)

* 事前にルートを把握しておく(分岐や出口ランプ名を頭の中に入れておく)
* 車間距離を充分に取る(でも取り過ぎない・・・微妙なところです)
* 追い越し車線(最左)と最右車線を避ける
* 流れに乗る、流れよりも遅い場合は邪魔にされない右よりの車線を走行(左から早い順)
* 大型車の直前、直後、左右は避ける

毎日LAを走っている僕らでも普段から心がけている点です。

パトカー(白バイ)に停められたら、左右の窓を開け両手をハンドルの10時10分の位置に置き、『絶対に』車から降りず、車内でじっと待つ。

安全運転で楽しい旅行を!

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