年末フランクフルトから　２

行きたい所に行くのが一番です

寒さは内陸のドイツのほうが寒いです。
ベルギーは大西洋を流れるメキシコ暖流が英国海峡を通じて流れてくるので、わりとましです。
欧州は東と北へ行くほど極寒となります。

丸5日あって、ベルギーはブリュージュ、ブリュッセル、アントワープの3つ、ドイツはケルンとハイデルベルク、ローテンブルクの３つだけですから、移動時間を入れても、無理なく全部回れますよ。

ドイツに料理を期待してはいけない

これははっきりと言えます。
精々、料理の美味しい国のように
悩む必要がなく、そこそこの
ものが食べられる。何処ぞの国の
ように、”これが食べ物？？”と
奈落の底に突き落とされるような悲劇はない。
美味しそうだが、あまりの高さに諦める
ようなこともほとんどない・・・くらいでしょう。
その点気が楽だし、期待しない分、失敗（店の選択を
誤る）して滅入ることもないのが、ドイツの良さでしょう。

(1)パスか個別化は、これは本人が計算するしかないでしょう。
第三者があるのは可能だが、それでは個人旅行の意味がない。
でも突き放すだけでは意味がないので、ヒントだけ。
//www.bahn.de/
von FRANKFURT(MAIN) nach Brussel Zuid
Einfache Fahrt Sa, 27.12.14 6:00 Abfahrt
Reisende>Ändern Erwachsene 3
Suchen

Frankfurt(Main)Hbf Sa, 27.12.14 ab 06:29 ICE 18
Bruxelles-Midi Sa, 27.12.14 an 09:35
Sparangebote 132,00 EUR Normalpreis 348,00 EUR
なので、かなり安くなる。一方、7:27の案はTHAを使うので、
DB（オンライン）では通しで買えず、THAを別個に買わねば
ならず割高。さらにパスもそのままでは使えないので、
パスの後光も弱まります。

//www.belgianrail.be
ZONE BRUXELLES-ZONE BRUGGE STANDARD ADULT € 14,10
ですが、週末とか各種割引きがあるので、これも実際にやってみてください。

ただし、今の円の暴落は考慮しておらず、円換算固定料金のほうが安い可能性もあります。

(2)早朝から動きたい気持ちはわかります。
しかし、INC経由ということは日本を早朝に出ているはず。
FRA着時には26時で、宿に着いて早々寝るとしても三名だと
入浴だけでも一時間、28時に床に就ければ良い方。この時間は、
すでに朝に向かっているときです（体内時計はまだ日本時刻のまま）。
ですから、この晩くらいはぐっすり眠る、せめて翌朝は寝坊する
くらいでないと、あとがきつくなります。

ドイツは6時から朝食が食べられる宿が多いのですが、6:54発では難し
かも知れません。何より、5時起きが必須なのです。上記とも関連しますが、
ドイツの夕食も質素なもので、恐らく一番まともなものが朝食だと
思っています（このあたりかなり主観的なので悪しからず）。これを抜く
のは勿体ない。

(3)上とも関連するのですが、パッケージと同じことを個人旅行で
やとうとしているだけに見えますね。それはそれで、個人の嗜好なので
とやかく言いませんが・・・。でも、個人旅行ってもっと余裕を持たせる
ほうが良いのではないのでしょうか？ドイツと言えでも、日本と同じような
感覚では物事が進みません。少なくとも、交通機関に関しては、遅れは
当然の如くあるし、なにより言葉の壁があります。そのあたりの人に
気軽に聞けるということはなく、また、日本のように新幹線の清掃担当
職員が客の質問にこたえて列車案内をするような、世界基準からみれば
奇跡のようなことが決して起きません。A案だけをみても、詰め込み過ぎ。
一箇所狂えば、全体が破綻。個人旅行って、迷ったり、間違えて別の
ところに行ってしまったがそこにお宝があることを発見するなんてのが
楽しい、良さなのでは（この部分後から付け足したので、下とだぶる）？

(4)食とあるが、一体何処で食事の時間をとるのか？Bruggeには星付きレストランを
始め、評価の高い店があるが、そこでなくても、真っ当なものを食べるには時間が掛かる。
街をぶらつき、お洒落な店に入り、美味しそうなところで食事をするだけでも楽しいし、
それこそが個人旅行の良さなのではないのでしょうか？パッケージは長年の経験や
コスト、流れ作業的にすでに確立した方法を踏襲しているだけに、無駄がなく、
大抵は予定通り進行し、短い時間に安い費用で最大限のことをこなします。客も
それなりに満足（もっとゆっくりしたいとか、時間を掛けたいとかはあっても）します。
やはり、同じものを求めるところに問題があるのでは？

(5)フランクフルトの宿を予約したことがネックになっているのは確か。
でも、そこまでするB案も目が回るだけで、、、、本当にくらくらしますね。
ケルンだって、繁華街を歩くだけでも楽しいし、例の教会をみて記念撮影する
だけですよね？これでは。B案最終は、ストップウォッチを握りしめて、”はい、
時間なので次に移動”としている姿しか浮かびません。何処かで破綻したらおしまい。
危険です。勿論、物理的には可能ですが。

決めるのは本人です。コストも重要なので、それを含め決めてください。
例えば、到着翌日早朝移動はきついのは事実ですが、DBの割引きも安いのも
事実です。それをそれは本人にしか判断できないのです。