レポート

特急「ひたち」自由席を廃止し、欧州式座席予約制(?)に変更

公開日 : 2014年11月01日
最終更新 :

31日の日経にさりげに載っていたのですが、来年三月のダイヤ改正で、常磐線特急のひたちを品川始発にして、自由席を廃止するとのこと。
http://www.jreast.co.jp/press/2014/20141021.pdf

このやり方は運用をきちんと考えているのか・・・と思うのだけど。簡単に言うと、座席未指定券を持っている人は常に「いつ黄色になるんだろう」・・・という不安におびえながら乗ることになる。・・・例えば座席未指定券を持った四人の仲良しグループで、座席の向きを変えてボックスにしてビールでも飲みながら乗っていると、突然、Aさんの座席だけが黄色くなって・・・ついに緑になった(もっと言うなら、赤と緑の使い方が逆じゃないの?)、となったら、どうするのだろう?要は指定席券を買いなさいよ、ということだろうか。

まずは試行なのだろうけど、どんなものか・・・よく使う中央線特急に導入されなくてよかったと思うけど、案外好評だったりして。・・・・


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1件のコメント

  • 品川駅の改造工事はそのせいだったか。

    自由席特急券を廃止させたいのかな?東は??んですね。鉄道業の課題はまだまだあるな。
    「この席のお客様が乗車されましたら席をお代わりください」これは戦前から、車内で指変すると、こういった取り決めになっていたので、途中駅で乗下車する座席を車掌の裁量に任せるという意味だったのかもしれないけれど
    逆に言えば「指定券の乗車駅から乗っていない時は当該座席を他に売る場合があります」と書かれていた時代もあったっけ。
    ★例 上野発いわき行の指定券で例えば取手から乗ると、自由席券で上野から座れなかった人に転売されても文句言えないという怖~い例が多多あったらしい。寝台列車だったら泣いても涙も出ないっ。外国ではたいていそれが当たり前らしい。だから、インドのような乗る直前にキャンセル待ちの筈でも、乗っちゃえば、車掌から座席が用意されるというのも分かる。本来車掌は偉いヒトなんダゾと。
    しかし、今度ばかりは「この列車は全席指定ですので、指定券をお持ちでないお客様はご乗車になれません」とまあスーパービュー踊り子みたくなるんだろう、ひたちも。
    鉄ヲタのマキシムは、仙台へ行くのも4時間近くかけてわざわざ停車駅の多い便を選んでいたっけな。
    上野行では、特急券をとられない為に柏停車に乗ってみたり水戸から普通で帰って来たり。
    それでも、コレクションの為ならそういう時間は無駄と思わない変態的な趣味と生きているって感じ。
     切符を回収させない収集家を悪いヤツと見る改札の駅員から逃れるようにコソコソしなければならない。
    欧州式ならトマスクックに習って使用後(降車後)の強制回収をやめてくれれば、鉄道開業140年経ってようやく春が来たなって感じ。ユーロスターもTGVも和諧号も乗車記念無効を押されることなく皆持ち帰れるのになァ。

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    指定席とえせ指定席

    ドンバスマキシムさん、こんにちは。

    旧来方式でも指定席車両であれば、「人が来るまで指定席券」を車内で発行してもらい(私はこの手の指定席券で最高三回席を変わったことがあります。)、人が来るまでの着席保証で仕方がない、と割り切れるのですけど、新方式は実は全車指定席なんだけど、指定しなかったら割増料金なしで席をうろうろ(?)できますよ。程度の保証しかない、ということですよね。

    ヨーロッパの列車で指定席でないときに、座っていたら、どいてくれ、という経験はないのですけど、要は発車してからは新たに指定席を発行しないというやり方だと聞いたことがあります。JR東の場合、「(発車してからも)刻々と指定席の状況は変わって行きます。」とのことなので、これをやる限りは、新方式では「自由席」の意味がなくなるとおもうのですけどね。

    ビジネスだったらえきねっとですぐに指定席をとれるので、全く問題ないですし、一人ホリデイ(?)でも、混雑時でなければ、特急発車駅にたどり着くまでにスマホで予約できるので何とかなるでしょうけど、休日の中央線特急のように、山登りグループが自由席で近接座席をいくつも押さえる、というのは難しくなるかもしれません。指定席の場合・・・私もよく4~8人の指定席の座席確保をするときにスマホで格闘(?)するのですけど、えきねっとも多人数予約時の利便性をもうちょいよくして欲しいです。中央線で言うと、甲府駅のみどりの窓口の神業に近い(?)あずさ、かいじの座席差配(東京の客は文句、わがままが多い・・・)がいずれ見られなくなるかも知れないと思うと、ちょっぴり残念ですが、果たしてテスト結果はどうなるか・・・。