Global refund 長文です

最近ヨーロッパに行っていないので変更されているかもしれませんので
一応、参考情報としてお受け取り下さい。
もし、何か不正確な記述がありましたら、
訂正を宜しくお願いいたします。


ヨーロッパで一番普及しているVATの払い戻しシステムは
Global Refundだと思います。
以前は他のシステムもありましたが、今でもあるかどうか分かりません。

詳しくはこのサイトをご覧下さい。

http://www.globalrefund.com/default.asp?viewSiteId=8

シェンゲン条約国に入国する際、入国スタンプがパスポートに押されます。
ヨーロッパ圏内の移動は、パスポートの提示は不要となります。
ヨーロッパから帰国する最後の空港で、
出国スタンプが押されます。
免税書類のスタンプはこの最後の空港の税関で受けることになります。

あちこちの国や街で商品を買われる際
一定金額以上で、商品が免税対象であり、お店がその加盟店であれば
パスポートを提示すると
免税書類を作成してくれます。(国によって違うと思いますが、
食品や、子供用品などは除外品目だと思います)

店のガラス窓などに、Global refundのステッカーが貼ってあります。
もし、ステッカーが見当たらなくても
「タックスフリー?」と尋ねてみてください。
ブランド店は殆ど加盟していると思います。

最終的に、日本へ帰国する最後の空港の税関で
出国前に商品を提示し、免税書類にスタンプを押してもらうことになります。
もし、商品をスーツケースに入れて日本までスルーでチェックインする場合は
出国前に、ボーディングパスと商品、免税書類を持って
税関に行ってスタンプを押してもらいます。
その後、スーツケースを航空会社に預けます。
(すべての空港で可能であるかどうか、分かりませんが)
ヨーロッパ内での乗り継ぎがある場合は
乗り継ぎ空港の税関でもスタンプを押してもらえると思います。

ですから、沢山免税で買い物すると
かなりの商品と、何枚もの書類を持って、税関の列に並ぶことになります。

税関職員は、もし職務に忠実であれば、念入りに書類と商品を
照合しますし
面倒になってくると、あまり商品を調べずに税関印を押すようです。

高価な商品の場合(時計など)は、商品を調べることが多かったです。
かなり時間がかかることも予想されますので、余裕を持って空港へお出かけ下さい。

スタンプを押してもらった書類に記載されている金額は、出国後に、Global refundのカウンターで
直ぐに現金で受け取ることが可能です。
(手数料が差し引かれます)

但し、ユーロになると思います。
以前、フランクフルト空港のカウンターでは、日本円で受け取ることが出来ましたが。

若しくは、書類に、クレジットカードで受け取る旨の部分がありますので
クレジットカードの種類、visa,master,amex,jcbなどにチェックを入れて
カード番号を記入して店でもらった封筒に入れて、
空港内にあるポスト(多分、税関の近くにあります)に投函しますと
忘れた頃に、振り込まれます。

但し、以前のことですが、パリのルィヴィトン等のブランド店の
免税書類が、他の国の税関で認められない等のトラブルがあったようです。
今は、改善されたかも知れませんが。

振込みの場合、必ず戻ってくる保障は無いので
(私はすべて受け取ることが出来ましたが)
その場で現金で受け取るのが確実だと思います。

成田空港や、関西空港でも日本円の現金を受け取ることが可能です。
(両替手数料が差し引かれると思いますが)

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