アリタリアは一応別会社です ”講義”するほど大それた内容ではないですし、航空業界のインサイダーでもない のですが・・・・ 以前のアリタリアは破綻し、不採算部分を切り離し、新会社となっています。 以前でもイタリアという国のイメージが、アリタリアを面白可笑しく伝えていた という部分があり、それほど酷い会社とも思えませんでしたが。実際、当時就航 していたLCCや海外エアラインの子会社に比べれば、空中はともかく、地上では しっかりしていました(意味わかるかな?)。 少なくとも、以前のイメージのままでは、新会社としてやっていけないし、資本家も 逃げ出しているはずです。ということで、まずアリタリアを処理。 次にVueling。 まだ、10年経っていないエアラインです。ここ10年でLCCは発生しては潰れるという ことの繰り返しで、半分がなくなっているらしいのです(逆に半分は生き残っている)。 そのなかでは、このエアラインは健全ではないのでしょうか?少なくとも、北部欧州の 巨大LCCに比べて、真っ当な空港を使っているのと、主要都市間を繋いでいること、 スペインの場合、リゾート(離島など)も重要路線ですが、そこへの就航も充実している。 これには、元国営のイベリアの衰退が強く影響しています。 ワンワールドがJALなどの加盟で、強化された際に、このエアライン(JALもそうだった のですが)は、危険水域と見なされていました。Clickairを設立したが、これもうまく 行かず、結局Vuelingに売却。昨年、英国航空の傘下になり、確か3月中に完全統合され るはず。恐らく、不採算路線をVuelingに売り、今ではBCN-FCOもBCN-MXPもIB名が付いて いますが、実体はVuelingです。BCN-MXPなんかは、ビジネス路線で、収益が見込めるはず なのですが。 ということで、今やアリタリアも、路線によってはLCC並みの価格を出し、Vuelingは レガシー(LCCに対抗する主に米国での言い方だが、あまり市民権を得ていない)と 共同運行しています。 ということで、ほとんど差がないと思います。しかも、アリタリアはイタリアなので、 機材不調などでも代替機はそう簡単に調達できないが、Vuelingはスペインのエアライン。 これがイベリアによる運行ならば、機材調達も楽なのですが、Vuelingだと、どうなので しょうか。LCCが大手の運行をしているという逆転現象(LCCではないが、JALの静岡 もそうなるのではないかという予想もあった)なので、このあたりは良くわかりません。
Re: アリタリアは一応別会社です JORGE様 ご回答ありがとうございました。 Alitaliaは新会社になっていたのですね! なんか交渉しては決裂しているイメージが先行してました。 Vuelingの情報もありがとうございます。 もうしばらく悩んでみます。