アメリカ人って話好きですよ

アンジェラさんこんにちは
なんとなく、アンジェラさんはオープンな性格の方ではないかと感じるのですが、アメリカ人はとても話し好きですよ。

庭で洗車していて、いつも犬を連れて散歩しているご近所さんに会うと、30分はひっかかります。
そこへ向かいのおばあちゃんが出くわすと、「早く洗車終わらなきゃ日が暮れちゃう・・・」と焦ってるのに、更に30分です。

そういう僕も、毎月のように飛行機でどこかへ出張して居た頃は、退屈なので飛行機で隣に座った人とは毎回、ずっと話し続けていました。

ギャレーの近くに座った時はよく一休みしているフライト・アテンダントと世間話しをしましたし、一度は連休中日で飛行機が空いていて、前後左右誰も座っていなかったので、食事の片付けの後でフライトアテンダントが僕の隣に座り込んで1時間以上話し込んだ事もあります・・・・（暇だったんでしょうね）

スーパーのレジなんかで並んで待っている時も、後ろの人から「それ・・どこに置いてあった？」とか氷の大きな袋なんかを抱えていると「今日は宴会？」なんて話しかけられたり、しまいには全然関係ない明日の天気の話なんかしてレジ待ちの退屈しのぎしたりもします。

レストランの駐車場でたまたま隣に停めた人と、その人が着けてるタイヤの事で話し込んだり・・・
（カミサンはいつも嫌がります・・・・苦笑）

僕は多分若い頃から人畜無害のオーラか人懐っこさオーラを出していたのか（笑）、フライト・アテンダントや隣の席の人の女性と何時間も話し込むなんてのは若い頃からでしたけど、話しかけられたり話しかけて気さくに会話が弾んだりは多かったですが、下手すると話しかけられた相手が警戒する場合も充分に考えられるとは思います。

レストランで若い男性が隣の席の若い女性に話しかける・・・こんなのも多分、一歩間違えれば完全に警戒されると思いますし、販売や勧誘や宗教関係かと警戒される事もあると思います。

恥を忍んで書くと、若い頃に「おっ・・・この子美人だなぁ・・・」なんて思いながら話しかけるとたいていは会話が続かずにぶつ切れの気まずい雰囲気になりました。
でも、飛行機の中で何気なく「どこ行かれるんですか？」とか「お腹空きましたね・・・そろそろご飯かなぁ・・・」とか、駐車場で「その車・・・良い色ですねぇ・・・珍しいなぁ」とか、陸運局で「何時から待ってるんですか？まだ120番代ですねぇ・・・」とか・・・・本当に何気なく話しかけて、何気ない返事から意気投合して話し込むって事はとても多いと思います。

随分前ですが、バリグ航空で日本に行った時に、ブラジルから日本へ出稼ぎ（？）に行く数人のグループ（20代から40代まで男女半々）が近くに座っていて、彼らの片言の英語と片言の日本語（地名）と僕の片言のスペイン語と、しまいにバリグのスチワーデスに通訳してもらったりして、成田までの10時間日本の事やブラジルの料理の事なんかを話し続けた事もあります。

片言でも、お互いに相手の国の言葉がしゃべれなくても会話に花が咲いて何時間も話し続けることって結構あると思います。
聾唖者のご夫婦と僕の片言の手話と筆談で一日過ごした事もあります。

結構、自分の心理状態って会話（表情やしぐさ？）に出るのか、本当に無心で邪気無く話しかけると会話は弾むもんだと思います。
「この子、美人だなぁ・・・お茶でも・・・」とか（笑）、逆に「英語の練習をしたい」とか、何か他の事（目的）を心の底に秘めているとなんとなくそれがオーラで出てしまうような気がします。

会話って、やっぱり『言葉』じゃなくて、なんとなく「この人と話したい」と思うかどうかが一番大事で、言葉が片言でも全く知らない国の人でも結構会話は弾むと思うんです。

話したい、練習したいという意識を捨てて、軽い気持ちになって「良いお天気ですね」とか、本当に何気なく声をかけるのも一考かと思われます。
あと、声をかけずらいオーラが出ていないように気をつけるのも良いかも・・・話しかけにくい雰囲気の人って居ますから・・・・。
でも、あんまり無防備で詐欺などの犯罪に巻き込まれないご注意も・・・（難しいところですが）