ANA国際線でのスーツケースの大きさについて

なぜ23キロで3辺が158センチなのか

アメリカの大きな都市のヒコー場では、預け入れ荷物は自動仕分けで各航空の各便に集められます。カウンターで荷物を渡し、後ろのベルト・コンベヤーで、裏側ではカゴの中に落ち込んで、流れて行き、すべてが人間の手を介しない自動。同時に、荷物がどこを通過したかも記録されています。この運営は航空会社とはまったく異なる会社。
そのカゴに問題なく入るのは縦何ｃｍ、横何ｃｍ、高さ何ｃｍで総和は１５８ｃｍ、重さは２３キロで設計されています。当然、これよりも多少オーバしても問題なしの許容ですが、カゴに拒否されると、今度はすべて人間の手作業となり、この費用が各航空会社に請求されてきます。

昔式の航空会社が直接この業務をしている空港では、他会社から請求がこないので、大目にみてくれます。それで、同じ会社でも、超過追加金を取られたとかとられなかった、ってことになります。出発・乗り換え空港で大目適用か厳密適用かは決まってしまいます。
また、各航空会社もある程度の予算を組んでいますが、この予算を越しそうになると、厳密適用に。それから、昔コンチネンタル、今UNITEDの係り員は、オーバサイズで請求がきて、未納であれば、係り員の自腹となるので、かなりシビアにやられます。25キロでダメ、荷物を抜いて２３．２キロに落としてもダメってなります。

この知識は、マイアミ国際空港で荷物の動きを見学した時に説明を受けました。ですから、ここで聞いても皆さん勝手気ままな回答ですが、出発・乗り換え空港が全自動荷物動きをさせているかで決まってきます。行便は大目、帰りのシアトルは厳格適用となりそうです。

この質問を見ていてよかった

今ちょうど、スーツケースを広げ夏休みの旅行の（ANA利用）準備をしていたところ。
我が家は大人２人、子供１人で三寸１８５センチぐらいのスーツケース
１個を利用予定。

このトピを見てあわててANAにTEL。

「子連れなので３人で１個なんですが・・１５８センチ超えたらだめなんですか？」
との質問に（上司に聞いているのかかなり待たされた上で）「規定ですので・・追加料金が発生します」
との回答。

（空港⇔ホテル間だけですが）子供が迷子にならないよう、しっかりと親が子供の手を握っているために荷物は１つにしているのに・・・。
あくまで我が家の事情ですが、そういった子連れの旅行者も多いはず。

「我が家が何故大きいスーツケースを３人で１つ利用するのか是非（上記に書いた）事情を上の方に伝えてください」と丁重にお願いし電話を切りました。

これから１５８センチ以下のスーツケースを買いに行きます。

ＡＮA国際線預け手荷物

http://www.ana.co.jp/dom/checkin/rules/baggage.html#rule

上記を参考にして下さいね。

重さはきっちりチェックしますが大きさについては余程でっかくないとチェックしません。

URL先は国内線になっています

国際線の規定は以下です。

ANA手荷物について[国際線]
https://www.ana.co.jp/int/guide/baggage.html