10/03/11 06:25

料理のシェアと持ち帰り

ねこにゃん♪さんが書かれているように、全然問題ないですよ。
食事が始まってからっでも、ウエイター(ウエイトレス)さんに「Small Plate Please」と言うと小皿を持ってきてくれます。
特にご家族連れの場合は珍しい事ではないと思います。
カップル(ご夫婦)でも、「これ、美味しいよ・・・食べてみる?」という事は良く有ります。

食事が終わって、沢山残っている場合にはウエイター(ウエイトレス)さんが「お持ち帰りになりますか?」と聞いてくるほどですから、食事の最後に「御済みになられましたか?」と尋ねられた時に「Box Please」と言うと、持ち帰り用の白い箱にウエイターさん(ウエイトレスさん)が、食べ残った皿から上手に詰めてくれます。

これを昔は「Doggy Box(Bag)」と呼んで「家で待ってる犬にあげるので・・・」という意味(軽い言い訳)だったのですが、逆に「こんなに美味しいものを犬にあげるなんて、シェフに失礼・・・」という意味で、『Doggy』はつけない事が多くなりました。

ただ『ではない』レストラン(4つ星、5つ星レストラン)では、量はそこそこ日本と変わらず・・って場合が多いです。
(ステーキ以外)

ローリーズは、ディナー専用レストランです。
あんなものを昼から食べられません・・・・・(汗)
いや、すっごく美味しいんですよ。
でも、油がこってり乗ったすごく柔らかいプライム・リブ(ロースとビーフ)ですから・・・・。
しかも、量が多いんです。お兄ちゃんは大喜びだと思います。
(サイトのメインのページに写真がありますよね)

Lawry'sは、Prime Rib専門店以外の店も有ったんですが、今はビバリーヒルズのPrime rib専門店しか無くなっちゃいました。
(シカゴにも同じタイプの店が有ります)
前にあった各種料理店では、入り口(出口)にショップがあって、Lawry's 調味料を売ってたのですが、確かビバリーヒルズ店には調味料販売コーナーは無かったと思います。
この調味料は、どこかで見たことありますよね?
http://www.lawrys.com/
特に、ドレッシングとか塩コショウは独特の味で結構人気ですよ。

ローリーズは独特の調理法でローストしていて、丸ごとのPrime ribの塊を、凧糸みたいな紐で硬く巻き付けて、バーベキューグリルみたいな、暖炉のマキ置きみたいな鉄のレールの上に乗せ、下に岩塩を敷いてグリルするんです。
調理中に肉から落ちた肉汁が下の岩塩に染み込み、その肉汁が染み込んだ岩塩が蒸発してまた肉に染み込むというのを何時間も繰り返します。

お客さんのテーブルへは、その巨大な塊をそのまま(保温器に入れたまま)ガラガラと引っぱってきて、テーブルの前で「レアが良いですか?」「ミディアム・レアが良いですか?」と聞きながら、切り取って皿に乗せてくれます。

サラダも、氷の上に乗せた大きなボウルに野菜が入っていて、そこへローリーズ・ブランドのドレッシングを丸ごとかけて、氷の上でボウルをクルクル回しながらテーブルの横で和えてくれます。凄く美味しいですよ。
テーブルの上に乗せていない、きんきんに冷やしたサラダ用フォークをサラダを和えた後で渡してくれます。
(サラダ和えショー(笑)は、忙しさとテーブルの人数にもよりますが・・・)

メニューはほとんどチョイスが無いです。
(カットの大きさ程度です)
菜食者用に、確か魚が一種類だけあったような気が・・・。
基本的に、メニューは大きさ(量)のチョイスだけと思われて下さい。

食事が済んだ頃に、黒い手帳のようなものにはさんだチェック(清算書)をテーブルの横に置いていきますので、その手帳のようなチェック・ホルダーにカードの端が1cmほど見えるようにして挟み(現金の場合はお札がちょっとはみ出て見えている程度に挟み)そのままテーブルの上に置いておくと、ウエイトレスさんが持って行ってカードのスリップを挟んで置いて行きます。
(現金の場合は、お釣りを挟んで持ってきて、またテーブルの上に置いていきます)

カードで払う場合(ほとんどのアメリカ人はカードで払います)、Tip(あるいはGratuity)の欄が空欄で持ってきますから、そこへ自分で(15~20%)書き込んで、Totalの部分を埋めて渡します。
現金の場合は、そのチェック・ホルダーに現金を挟んでテーブルに残して行きます。

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2件のコメント

  • 10/03/11 09:33

    Lawry's が気に入られたみたいなので・・・

    確かにLawry's は、気兼ねせずに(気後れせずに)ビバリーヒルズを味わえるのでお勧めですよ。
    それに、他の高級レストランは量が日本の高級レストランと同じ程度なので、お兄ちゃんにはちょっと物足りないかも・・・。

    保冷器に入れた肉の塊をシェフが直接テーブルへ持ってきてくれるとか、ウエイトレスさんのサラダ和えショーとか、サイトに写真が出ていますが、ずーっと昔からやってるんですね(勿論、僕はその頃のLawry'sは知りません)

    肉と一緒に、白いクリームみたいなのが付いてきます。
    これはHorseradishといって、白いわさびだと思われて結構です。
    ただ、ホイップしてクリーム和えしているので、そんなに鼻にツンとは来ないですが、これを肉につけて食べるとピリッとして美味しいですよ。
    僕は、赤い辛さ(唐辛子系)は苦手なんですが、わさび系は好きなので、『Whipped』ではなく『Raw』 Horseradishを頼むのですが、こちらは色が白いだけで全くワサビですから、結構(鼻に)来ます。

    Potato(セットで来るのか別オーダーか忘れました)は、是非ともBaked(マッシュド・ボテトでは無く丸ごとのベークド・ポテト)を試されてください。
    これは、アイダホ純正(笑)ポテトで、アメリカ人男性の握りこぶしくらいの相当大きなポテトが丸ごと来ます。
    オーダーの際にボテトの調味料に関して何か聞かれたら「Everything」がお勧めです。
    バターとサワークリーム、ベーコンを砕いたみたいな具と、長ネギのみじん切りみたいな具が、真ん中で割ったポテトの中に入ってきます。

    勿論どうやって食べてもOKですが、僕はいつも真ん中の割れ目にナイフを突っ込んで中で全てをかき混ぜ、ポテトの皮を器がわりにして(ポテトの形をそのまま崩さず)、フォークを突っ込んで食べます。
    両端(左右ではなく上下)を少し押すと、真ん中の割れ目が広がるのでかき混ぜたり食べたりする時に楽です。

    帰りは、清算の時にウエイトレスさんに「Taxi Please」と言うと、電話でタクシーを呼んでくれますから(チップは要りません)、表で待っていると多分ブルーの車体のBeverly Hills cabが来ると思います。

    「英語は全然OKよ♪」という場合は余計なアドバイスですが、日本で日本語で話している時でも結構単語の羅列で会話が進んでいる事が多いですよね。
    文法を考えてしまって逆に単語が出て来ない場合が多いですから、会話に自信が無い場合はなるべくシンプルに単語だけいくつか並べる方がスムースな会話になる事もありますよ。

    Thank youとPleaseを多用して、自分の欲する物を間に挟むとたいていは通じます。
    (Taxi Please、Kyoto Grand Hotel Please・・・「ホースラディッシュいかがですか?」⇒「プリーズ」etc・・・、文法に沿った文章にする必要は無い会話がほとんどです)
    ちなみに、Lawry'sは日本人旅行者に慣れているので、他の高級料理店よりも日本人対応はずっと慣れています。

    PS.
    Lawry'sで働いているわけでもコミッションを貰っているわけでもありません・・・(笑)
    調理法は昔、マネージャーがキッチンを案内してくれた事があるので見た事があるだけです。

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    丁度お昼前 生唾ゴックンです!

    J@LAさん

    もう、私にはとっても参考になるお話ばかり、わくわくしながら読んでいます。
    場面が目に浮かびます!

    >>アメリカはウエイトレスさんの担当テーブルが決まっていて担当者が最後まで伝票を持っていますから、追加注文も清算もすべて同じ人でしか出来ません。

    そうなんですか!きっと手当たりしだいウエイトレスさんを呼んで来ない何故?になっていた事でしょう。

    >>オーダーの際にボテトの調味料に関して何か聞かれたら「Everything」がお勧めです。

    そうなんですよね!注文が言えた!と安心していたらこんなの聞かれたらパニックになってしまいます
    どうしようと思ってしまいます

    しかし、レストランに入れると自信が持てました。大げさではなく本当にそうなんです
    以前レストランでご飯系だと思って注文したのですが
    黒いパサパサのとても食べられそうもない黒い米そうな品が出てきたのです(苦笑)
    それから、ファストフードばかり食べていました(連れて行ってくれる人がいない時)

    Lawry'sのお話読んで、お腹が鳴っています。

    皆様から頂いたサイトのお店のメニューをプリントアウトして息子に訳させています。
    だってそうしないといきなりそれを見るとあわてて変なものを頼んでしまいそうだから(苦笑)
    めんどくさい!とぼやいていますが
    これをしないとマクドか吉野家だと言っておいたら
    机の上にやりかけのメニューがありました。~ソースがけのとか(笑)

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  • そうですよねぇ!

    ねこにゃんさん、J@LAさん

    詳しく説明していただいて有難うございます
    そうでしたねアメリカのレストランはどこでもだいたい日常化しているんですね
    日本は持ち帰りを嫌がる所がまだありますしかっこ悪るいとの考えの方が多いですからね、
    私はアメリカ人の様な考え方が好きです!

    >>食事が済んだ頃に、黒い手帳のようなものにはさんだチェック(清算書)をテーブルの横に置いていきますので、その手帳のようなチェック・ホルダーにカードの端が1cmほど見えるようにして挟み(現金の場合はお札がちょっとはみ出て見えている程度に挟み)そのままテーブルの上に置いておくと、ウエイトレスさんが持って行ってカードのスリップを挟んで置いて行きます。
    (現金の場合は、お釣りを挟んで持ってきて、またテーブルの上に置いていきます)

    これ助かりました
    私がどうしてファストフード(チップのいらない店)に行こうとしていたのかはまさに
    清算の時どうしたらいいのか不安だったからです!ドキドキしながらの食事は食べた気がしませんから
    ...披露宴のスピーチを頼まれている心境といいますか。

    有難うございます!

    Lawry's のソルト購入したいです
    クレイジーソルトをスーパーで1、2個買おうと思っていたんです
    鶏ハムを作るのによく使うのでそれも一度使ってみたいです。
    何処に行ったら購入できますか?




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    10/03/11 10:06

    清算、調味料

    > 清算の時どうしたらいいのか不安だったからです

    高級店に限らず(例えばホテルのレストランで朝食を取った時などでも)、基本的に清算はウエイトレス(ウエイター)に払います。

    軽い店(ファミレスなど)だと、ホルダーに入れずに紙の伝票をそのままテーブルの上に置いていきます。
    その伝票の上にカードなり現金なりを乗せておくと、通りかかった時にそのカード(現金)と伝票を持って奥へ行き、カードのスリップ(現金のお釣り)を持って来て、またテーブルの上に置いていきます。

    カードでのチップは先に書いたとおりですが、現金の場合はお釣りから足したり引いたりしてチップ相当分をそのままテーブルに載せて置きます。

    例えば、伝票が$38.28だとします。$20札を2枚とか$50一枚を伝票の上に乗せておくと、通りかかった時にウエイトレスさんがそれを持って行って$1.72をテーブルに戻してくれます。
    サービスの度合いによりますが、例えば僕の場合だと、そのお釣りから硬貨の72セントをポケットにしまい残った1ドル札の上に5ドル札を乗せて$6にして(あるいは7ドルにして)、そのままテーブルに残して立ち去ります。
    歩いていると後ろからウエイトレスさんの「Thank you」という声が聞こえますから、振り返って笑顔で「Thank you」と店を出ます。
    (つまり、清算のお釣りはお釣りとしてきちんと貰い、チップはチップとして残すという2段階でやりとりします)

    アメリカはウエイトレスさんの担当テーブルが決まっていて担当者が最後まで伝票を持っていますから、追加注文も清算もすべて同じ人でしか出来ません。
    「お水下さい」とか「ナプキンいだけますか?」とか、お金のかからない(伝票に入力する必要の無い)事なら、他のテーブルを担当するウエイトレスさんが通りかかった時でもやってくれます。

    ファミレス(デニーズ、ココスなど)なら、レジ『でも』清算が出来ます。
    レジで清算してクレジットカード払いをする場合、テーブルには現金を残さずにレジでカードにチップを加えてもOKですし、テーブルに現金を置いて、レジでは飲食料金だけカードで払うという方式でもOKです。

    Crazy Saltは全く知らないのですが(僕は自宅で料理は全く出来ない・しないんです)、Lawry's調味料は結構普通のスーパーとかでも見かけますよ。
    もっとも、料理をしないので調味料売り場もあまり注意深く歩く事は無いのでアテになりません。
    車のパーツとか、エンジン・オイルの種類とかなら・・・・詳しいんですが(笑)

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