10/03/10 15:21

経由便について

>福岡-<上海:浦東>-武漢 中国東方航空MU517/MU518便に乗りました。

これは経由便です。経由便とは、中国便の場合、同一便名で経由空港(浦東)で、いったん降機し、再度搭乗し目的地(武漢)に行くのです。これに対して、乗り継ぎ便とは、乗り継ぎ空港(浦東)で降機し、別便に乗り換えます。

さて、MU517の場合、福岡浦東間は国際線、浦東武漢間は国際線・国内線客混乗となります。中国規定では、国際線客の入国審査は、最初に降機した空港で行います(出国審査は最終出発空港)から、浦東となります。
この経由空港での滞在時間は1時間程度となっていますから、降機から再搭乗までの時間は30分程度しかありませんので、移動や入港審査の時間でほぼ消費され、待合室内をうろつく時間はほとんどないのです。この点から、空港によっては両替所もありますが、ここに寄って両替の時間を取れないのが普通です。
浦東で係員がいて、上海までの客と武漢までの客を分け、武漢までの客をまとめて誘導するのは、通常の出口ではなく、経由専用の通路などを移動させるので、これは通常は閉鎖されており、経由便到着時のみ通行可になるからです。
目的地の武漢で降機時に係員に止められたのは、国際線客と国内線客とは出口が違うからで、とうぜん託送荷物受取場も違います。税関検査の関係からです。もし、国内線客の出口に行くと、託送荷物が出てきません。時たま、この出口と間違えて、荷物が出てこないとパニくる人もいます。
逆に、武漢からは、国際線カウンターでチェックインし搭乗し、浦東で降機して出国審査、再搭乗し福岡となり、浦東空港降機時に係員が国内線客と国際線客を分けます。

以上の流れは、中国での経由便の場合、空港は異なれ基本的に同じです。

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