Re: クレジットカードを使った現金引き出しや両替

　空港設置のＡＴＭ機については、通信状態さえ通常であれば、クレジットカードを使って現金を引き出すことが可能です。　カードの裏面にCirrus、Plusなどの表示があるカードであれば、故障や障害が無ければスムーズです。　但しほとんどの国々のＡＴＭ機では、最初の画面で現地語か英語語かを選ぶ案内がありますから、少なくても理解できる言語で表示され、その画面で引出す方が得策です。　クレジットカードの場合、一回の引出額限度は意外に少額で、限度額がたっぷり残っていても日本円換算で５万円程度、ＡＴＭ機によっては３万円相当額がリミットの場合もあります。　また、大半のＡＴＭ機では３種類程度の引出し額を事前に設定しているため、形式としてフォリントでは１万・３万・５万、その中から引き出す額を選択する画面が出てきますから、希望を選択すれば良いだけです。　例えば１万フォリントを選択した場合、紙幣１枚だけかどうかも機械の設定に依る反面、細かい紙幣の選択ができない代わりに、５千が２枚といった場合が多いです。　コルナ紙幣も引出し額の設定は同様だと思いますが、プラハに列車で到着してコルナが一枚も無い時、駅のＡＴＭで引き出してプラハ１日フリーパス乗車券を買った記憶があるので、まだＡＴＭは設置してある筈です。
　ところが、私自身は被害に遭った事はありませんが、市街地や人通りが少ない場所のＡＴＭ機では、カード入れた瞬間に停電、カードを入れたのに出てこない（親切詐欺を装う：接着剤の罠）、などの被害があるようですから、充分気を付けて下さい。　ＡＴＭ画面に照明が点灯していても、操作するものの反応しない機械、現地語だけで言語を選択できない機械も、市街地のＡＴＭ機に多いのも事実です。
　これは考え方ですが、幾つもの国々の紙幣を使い残すより、私は最低限の現地通貨を手軽に借りてしまいます。　つまり「借金」になりますが、現金→現金の両替手数料、夜間両替などでの偽札、そして紙幣の使い余りを考えると、借りた方がむしろ気楽です。
　国際キャッシュカードも作りましたが、引出し一回につき105～210円かかり、更に通貨換算が安くなかったので、今の私は国々が連続する旅行の場合、持参現金以外はクレジットカードにしています。